立ち食いそば5大チェーン実食!本当にうまい「かつ丼」食べ得No.1の画像
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 例年にも増して過酷な猛暑に、夏バテ気味の人も多いのでは? そんなときのオススメが、かつ丼だ。

「タンパク質、脂質、炭水化物の3大栄養素が豊富なうえ、豚肉には糖質をエネルギーに変換させるビタミンB1が含まれており、疲労回復にはもってこいです」(管理栄養士)

 専門店のももちろんうまいが、かつ丼を手軽に味わうなら、駅前など立地のよい、立ち食いそば店がオススメだ。元祖B級グルメライターの田沢竜次氏が言う。

「当初は、おなかを満たすだけのボリューム重視の商品しかありませんでしたが、最近は味が格段に進化してきました」

 そこで、今回は立ち食いそば5大チェーンで、本当にうまいかつ丼は、どこかを徹底比較した。

■富士そばの逸品

 まずは、首都圏を中心に展開する「富士そば」の『かつ丼』(580円)から。

「立ち食いそばチェーンで最初に、かつ丼で勝負をかけたのが富士そばです。味にこだわって、そばの脇役というイメージを払拭しました」(前同)

 そば屋のかつ丼では、味つけに、そばの“かえし”を用いることが多いが、「卵でとじたときの味を調えるため、かつ丼専用のタレを用いています。また、調理の際は、卵を溶きすぎず、白身をきれいに残すことで、見た目のおいしさにも注力しています」(富士そばの広報担当者)

 ごはんにタレがよくしみており、かつとの相性は抜群。ワカメスープが添えられるのも、ありがたい。

■ゆで太郎や都そばも!

 続いて、全国チェーンである「ゆで太郎」の『ジャンボかつ丼』(660円)。その名の通り、ごはんを覆い隠す巨大かつと、たっぷりかかったのりが特徴だ。

「実は、ボリュームだけでなく、とじる卵の量を控えたことで、とんかつらしいサクッとした衣の食感が楽しめます」(前出の田沢氏)

 関西を中心に展開する「都そば」の『かつ丼』(530円)はどうか。

「薄味のあっさりした味わいで、ほんのりと甘みもきいています。具はタマネギと青ネギだけのシンプルな仕立て。低価格もうれしいですね」(グルメ誌記者)

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