■2人の金銭感覚とは
また、2人を語るうえで欠かせないのが金銭感覚。
「大谷は、日本プロ野球時代から、お金をまったく使わない生活でしたが、それは今も変わらず。今季の年俸は43億円ですが、車、洋服、時計のほとんどをスポンサーからの提供品ですませています」(福島氏)
藤井も、2022年の獲得賞金・対局料は1億2205万円と、今では1億円プレーヤーなのだが、「インタビューで、ぜいたくをした思い出を聞かれた際、“自販機で飲み物を買ったとき”と回答。また、大きな買い物をした思い出には、将棋の研究のために計100万円のパソコンパーツを買ったと答えています」(夕刊紙記者)
最新の将棋AIを駆使して手筋を研究する藤井らしい答えだが、一方の大谷も、20年のオフシーズンには最新トレーニングを導入。
「日米の有名選手が訪れるトレーニング施設『ドライブイン・ベースボール』で、モーションキャプチャーを使った動作解析などを行い、肉体改造に着手。結果、翌21年は、9勝&46本と、まさに二刀流の活躍を果たしました」(前同)
■ともに読書家、女性スキャンダルは…
さて、ここからは私生活に迫ろう。まずは趣味から。
「ともに、“読書家”ですね。藤井は、小学校高学年で新田次郎の『剱岳〈点の記〉』など、難しい本を読破したのは有名な話。大谷も、本棚には京セラ創業者の稲盛和夫の『成功への情熱』など、ビジネス書がズラリと並んでいるそうです」(同)
また、女性スキャンダルがないという共通点も。
「大谷は、日ハム時代に先輩の上沢直之から童貞であることを暴露されていました。藤井は、元フジテレビアナウンサーの加藤綾子をはじめ、人気女子アナからたびたび取材されていますが、その際は決まって伏し目がち。女性への免疫がないという印象です」(同)