■藤井聡太も
恐竜、世界遺産と続いた後は、手のひらに収まる小さなラッキーアイテムを。
山形県天童市は、将棋の駒の生産量が日本一。その駒の中で最強なのは、飛車から成る「龍」であることに異論はないだろう。
そんな将棋の世界で前人未到の八冠を保持する藤井聡太九段は、11月11日に竜王戦でタイトル防衛を果たしたばかり。将棋界でも「竜」の機運は高まる一方なのだ。
同市の天童マックスバリュCCも、これまで1億円以上の大当たりはないが、「15年の年末ジャンボミニで、1等7000万円が出たことがあります。近年も19年のバレンタインジャンボで3等100万円、21年6月にはロト6の2等で、1854万円が出ています」(支店長)
■鳴竜の力で8億5000万円
さて、この記事は編集部が情報を蓄積した、「宝くじデータベース」を基に売り場を選定している。
今回、竜にゆかりのある場所で、年末に大当たりが出ている売り場をデータから検索したところ、一昨年の年末ジャンボで、1等&前賞8億5000万円が出た、栃木県日光市の今市イオンCCを発見した。
日光市には、ご存じ日光東照宮があるが、そこの薬師堂天井に描かれた縦6メートル×横15メートルの巨大な竜の下で拍子木を叩くと、音が反響して竜が鳴いているように聞こえるという。
この“鳴竜”の他にも、近くには竜がのたうつような形状から「龍王峡」と呼ばれる鬼怒川の峡谷もある。
「19年の年末ジャンボミニでも、1等前後賞5000万円。また、昨年の年末ジャンボミニでは2等100万円が2本と、とにかく年末によく出ているんです。今回は、さらに期待できますよ」(売り場責任者)