吉野家「牛すき鍋」やよい軒「辛旨チゲ」だけじゃない! 外食5大チェーン冬の「アツアツ鍋」食べ得 TOP6の画像
写真はイメージです

 異例の残暑が続いた日本列島に、やっと本格的な冬が到来中だ。

 そこで今回、本誌がオススメしたいのが、チェーン店のアツアツの鍋料理!

「冬の鍋需要を見越して、各社は力を入れています。牛丼は、すき焼き風の具をごはんにのせた料理なので、歴史ある牛丼チェーン店が出すのはもちろん、近年は、個性派の鍋を出すレストランもあるので、食べ歩くのが、とても楽しいんです」

 こう語るのは、元祖B級グルメライターの田沢竜次氏。今回は、同氏協力のもと、大手チェーン店の鍋料理を実食調査。その中から、“寒さを吹き飛ばす”絶品鍋を一挙、紹介しよう。

■王道のすき焼き

 まずは、王道のすき焼き鍋から。前出の田沢氏に、『吉野家』の「牛すき鍋膳」(並盛787円)と、定食チェーン店『やよい軒』の「すき焼き定食」(950円)を食べ比べてもらった。

「やよい軒は、甘くコクのあるスープに牛肉がたっぷり入った、ボリューム満点の一品。対して、𠮷野家は、肉はもちろん、白菜や長ネギなどの野菜も充実していました」(前同)

 それぞれの良さはあるが、軍配が上がったのは?

「吉野家です! スープがあっさりしていて、牛肉の味が際立ち、ごはんとの相性抜群。今年で発売10周年のロングセラーはだてじゃありませんね」(同)

■松屋も食べ応え抜群

 一方で、田沢氏は、やよい軒の「チゲ定食」(840円)をぜひ食べてほしいという。

「信州みそのコクに唐辛子のからみが加わったスープが、あとを引くおいしさ。卵をグツグツと煮て、半熟にしてからごはんを投入すれば、絶品の“チゲ雑炊”に早変わりしますよ」(同)

 また、同じくチゲでは、『松屋』の「牛豆腐キムチチゲセット」(690円)も。ピリ辛のキムチと、アツアツの豆腐がたっぷり入っていて、食べ応え抜群だ。

  1. 1
  2. 2