■ラーズ・ヌートバーには100万円超えの時計も

 一見、大盤振る舞いをしているが、自分自身は贅沢をしないのが大谷流だ。

「ドジャース入団会見でしていた腕時計は、スポンサーの一つ、グランドセイコーの“SBGM221”というモデルで約60万円。WBC時に同僚のラーズ・ヌートバー(25)に贈った同ブランドの“SLGH005/白樺”のほうが100万円超えと高かったんです」(モノ雑誌編集者)

 なお、同会見で着用のシックなスーツは、スポンサーである独ヒューゴ・ボスのオーダーメイドラインである“ボス メイド・トゥ・メジャー”の一点物。価格は32万円からと安くはないが、大谷からすれば、微々たる額だろう。

■お年玉は?

 では、彼の堅実な金銭感覚はどのようにして培われたのか。

 母・加代子さんがメディアの取材に語ったところによれば、

「中学の修学旅行で渡したお小遣いは、家族へのお土産代以外は使わず、残りを返してきた」

 お年玉も、買いたい野球用品がなければ、「持っていて」と全額を預けるなど、無頓着だったという。

■プロ入り後も毎月お小遣い10万円

「それもあってかプロ入り後も毎月の“お小遣い”として受け取る10万円以外、お金の管理は全て母親任せ。担当スカウトだった山田正雄氏によれば、珍しくオシャレをしていた彼に“いい服を着てるな”と声をかけたときも、答えは“姉に送ってもらったものを着ているだけ”だったとか」(元スポーツ紙デスク)

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