■土地の購入価格は13~14億円
とりわけ、相撲関係者らが注目するのが、「新宮城野部屋」建設計画の行方だ。
『フラッシュ』では、白鵬が昨年12月に、東京の日本橋に約150坪の土地を購入したことが報じられているが、
「現・宮城野部屋は旧東関部屋を間借りしている状態のため、白鵬は自身の部屋を建設すべく、長らく不動産を探していました。
土地の購入価格は13~14億円ほどと見られ、1階には土俵を2つ設置、2〜3階を弟子の住居にし、その上を白鵬家族の住居にする予定だったといいます」(前同)
■パチンコメーカーが支援の段取りだったが白紙に
その建設費用も当然、タニマチ頼みだ。
「白鵬の大タニマチであるパチンコメーカーが支援する段取りでしたが、今回の処分で白紙になる見通しです」(前同)
強い弟子を集め、部屋を拡大する。そのための出費は惜しまなかった白鵬だが、
「結局、投資による成果は一門内の他の部屋に吸収される形に。タニマチも離れ、白鵬に残されるのは金欠地獄という厳しい現実です」(前出の協会関係者)
監督不行届の代償は、あまりにも大きい。