■東武鉄道スペーシアXで日光へ
また、先日の棋王戦第4局では、昨年デビューしたばかりの新型特急『スペーシアX』(東武鉄道)で日光を訪れている。
「昨年3月に同地を訪れた際は、既存の特急『スペーシア』を利用したそうです。記者会見では“乗り比べになりました”と、ニコニコでした」(同)
地元の愛知県瀬戸市で4歳から通ったという『ふみもと子供将棋教室』の文本力雄氏は、こう振り返る。
「鉄オタになったのは、ウチに通っていた頃からでは?
路線図とか駅名、車両の型式など覚えるのは、聡太ならわけのないことですから」
■将棋とれいん出発式に駅長姿で登場
また、前出の森九段も藤井八冠を、こう称賛する。
「私が21歳の頃は、酒やギャンブルで憂さを晴らしていましたが、こういう趣味は深入りしてはダメ(笑)。
その点、鉄道は健全な趣味だし、藤井さんは21歳にしてバランスのコントロールができていますね」
3月12 日には、地元・名鉄瀬戸線の『将棋とれいん』出発式に駅長姿で登場した藤井八冠。令和の天才棋士が目指す終着駅は、はたして、どこか。