逮捕に繋がる確実な情報提供

ある知人がASKAと会った際に気になったのが、携帯電話の数だという。

「昨年初め頃の話なんですが、彼一人で5台以上は持っていましたよ。仕事用とプライベート用で分けることはあっても、そんなに持つなんて常識的に考えられませんから、中身は"推して知るべし"でしょう。盗聴がどうこうと言っていたので、もしかしたら、中毒患者特有の猜疑心ゆえの行動だったのかもしれませんね」

また、近い人には事務所への悩みを洩らしており、
「"バブル期にあれほど稼いだのに、事務所にカネがない。誰か盗んでいるのじゃないか"と疑っていたらしく、事務所の移籍も視野に入れていたそうです」(別の知人)

単純な事務所への猜疑心に思えるが、一方では、
「ASKAは覚醒剤使用をネタに脅されており、それを心配した支援者が"事務所が対策を打ってくれないのなら、他に移ったほうがいい"と勧められていたという話も聞いたことがあります」(音楽関係者)
とも言われているのだ。

まさに、情報が錯綜しているASKAとその周辺だが、実は、これらの情報は逮捕以前から流れていたものが多いというのだ。

「それどころか、昨年の"疑惑報道"以前から流れている噂も多いんです。当時は、決定的な証拠もなく、半信半疑の情報でしたが、実際にASKAが逮捕された今となっては、一緒に名前が挙がっている人に疑惑の目が向けられるのも仕方ありません」(前出・警視庁担当記者)

そして、気になる今後の捜査の行方だが、「有名人の逮捕は、社会的影響力が大きいため、完全な証拠を掴む必要がありますが、それには時間も費用もマンパワーもかかる。しかし、今回、ASKAの妻から情報提供があったように"確実な情報"があれば、捜査は一気に進展します。今、多くの情報が飛び交っているだけに、周辺筋からも話が漏れやすいでしょうから、関係者は、毎日が戦々恐々でしょうね」(前同)

百ある甘そな話なら一度は触れてみたいさ――
かつての自身の歌詞に、ASKAは何を思うのか。

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