"番組粛清"の動きが活発化

また、視聴率好調ゆえに4月の番組改編期に、ゴールデン・プライム帯の番組改編を行わなかった日テレも、今後は手を入れてくると言われており、あの名物番組が粛清の対象になるのでは、ともっぱらだ。

「18年続く、所ジョージの『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』がピンチです。都市部はもとより、地方の中高年層に安定した人気を得ていた同番組も、ここ最近は10%割れが珍しくなくなっています。この時間帯に抱えている視聴者が完全に他局に移ってしまう前に、大ナタを振るうのではないでしょうか」(広告代理店社員)

長寿番組ではないが、あのビートたけしに対しても、不穏な動きがあった。
「この春、安住紳一郎アナと司会を務める『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)からの降板説が浮上しました。視聴率が芳しくないのが、その理由です。結局、続投となりましたが、たけしの肝煎り企画だった『週間実は…!』などのコーナーが消えたことからも、たけしの必要性を疑問視する声が根強いということでしょうね」(前同)

このように秋の改変を前に、各所で"番組粛清"の動きが活発化している。
「さんまの『からくりTV』の終了によって、"大物切り"への動きが加速することは、間違いないでしょう」(番組制作会社関係者)

芸能界の重鎮といえども安泰ではないテレビ界――。
だが、長く業界を牽引してきた大物たちが、このまま姿を消すのは、あまりにも寂しすぎる。

秋からTBSの新番組への登場が報じられ、
「いろんな噂が出るってのは、嬉しいね。ワハハハ!!」
と、以前にも増して元気いっぱいの、みのもんた氏は、『からくりTV』が終了したさんまに、こうエールを送る。

「22年も続いたの?スゴいね~。でも『10年ひと昔』という言葉がありますから、22年は『ふた昔』。さんまちゃんには寂しさもあるでしょうけど、新しいステップを踏み出すには、ちょうどいいきっかけと考えているかもしれませんよ。あの方の才能と存在感というのは不滅ですよ。僕は、彼の次の新しい展開が楽しみですよ」

打ち切りくらいじゃビクともしないのが大物。
挫折をバネに今まで以上に面白い番組が生まれることを期待しよう。

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