目視した人物は他にもいた!

だが、この日、収穫は確かにあった。
深夜から早朝まで駅前に立ち、マッサージの呼び込みをするアジア系女性に北芝氏が流暢な英語で話しかけたときのことだ。

「彼女は、"身長1メートル、緑色の変な生物見たヨ。すぐいなくなったけどね~"と確かに言いました。これは貴重な目撃証言ですよ」
はたして、彼女と北芝氏が見たカッパは本物か?

カッパや未確認生物(UMA)にも詳しい、月刊誌『ムー』(学研)の三上丈晴編集長に、北芝氏の描いたイラストを見てもらい、見解を求めた。

「カッパの特徴とされる頭のお皿、背中の亀甲羅は江戸時代以降に日本人が脚色した結果です。北芝氏が見たのは、UMAとしてのカッパと非常に共通点が多く、実に興味深いですね。しかも目撃したのがカッパの繁殖期です。食欲も旺盛な時期だから目撃できたのかもしれません」

やはり、カッパは本当にいるのか?
いつかあなたも、目撃する日が来るかもしれない……。

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