目覚まし効果抜群の対処法!

また、ドライバーにとって最大の敵と言っても過言ではないのが眠気。大事故を引き起こす直接の原因にもなりかねず、読者の中にも、コーヒーや栄養ドリンクを飲んで、ごまかしている人は多いだろう。
「即効的に目覚まし効果が欲しい人は、鎖骨のくぼんでいる場所を押してください。自分の指で押してもいいですが、棒状のもので押したり、同乗者に刺激してもらうと効果的です」(前出・宮本院長)
この鎖骨付近には脳に直結する動脈とリンパ節があるため、ここを刺激すると脳への血流が良くなり、脳の働きが活発化し、眠気が取れやすくなるそうだ。
「同時に、首の両側面を自分の指で押してみて、痛みを感じる部分への指圧も、眠気防止の効果があります」(前同)

これまで、運転時の疲労の軽減策と解消法を紹介してきたが、抜本的な快適運転術は、ハンドルを握る時間を少なくすること。
「まずは渋滞を避けること。事前予測はもちろん、ネット上で現在の混み具合もわかるので、もし、渋滞がひどいなら時間をずらすのも手。朝6~7時に出て渋滞で2~3時間よけいに運転するなら、昼過ぎの、渋滞が少ない時間に出たほうが、ストレスにも燃費にもいいですよ」(村松氏)
また、意外にも深夜の運転は快適だという。
「交通量が多いイメージのある東京-大阪間であっても、深夜に出発すれば、交通量は少ないし、渋滞に引っかかることもほとんどありません。運転前に睡眠を取れるのなら、圧倒的に夜をオススメします」(前同)

年末年始で長距離移動をされる方は、ぜひ、試していただきたい。

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