『報ステ』後番組司会は羽鳥!?

 自由に報道ができない環境、そして"番組抹殺"とも思える局の姿勢に、古舘は辟易(へきえき)しているという。事実、昨年応じた雑誌のインタビューで、彼は〈世の中ってうそ八百で成り立ってるし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えない〉と、もはや諦めきったような発言をしているのだ。

 古舘が大揺れの今、本文冒頭に登場した民放局プロデューサーから、本誌に衝撃情報がもたらされた。

「古舘さん、3月末で『報ステ』を降りるそうですよ。彼が降りるなら、当然、番組制作に携わっている彼の会社も撤退でしょうから、『報ステ』は"打ち切り"ということになりますね」

とし、こう続ける。

「後任は羽鳥慎一さんと聞いています。現在、テレ朝の朝の情報番組『モーニングバード』の司会を務める彼が、夜にスライドするということでしょうね」

『モーニング~』は絶好調とは言えず、この異動が実現すれば、羽鳥にとっても大栄転と言えるだろう。

 だが、前出のプロデューサーはさらにこう話すのだ。

「実は、テレ朝の第一希望は宮根さんだったといいます。ですが、大阪で昼に『ミヤネ屋』の生放送があるので、彼が両方をこなすのは現実的に不可能。そこで、羽鳥さんに白羽の矢が立ったということのようです」

 これに、芸能プロ関係者は、「当然、裏では宮根の力が働いているはず」と語る。

「宮根と羽鳥は同じ芸能プロで、同事務所立ち上げに出資している宮根は経営者の一人。つまり、宮根にとって羽鳥は所属タレントの一人です。『報ステ』終了の話を聞いた彼が、羽鳥を送り込んだのでは」(前同)

 つまり、この"3月末『報ステ』終了→4月から羽鳥司会の新番組開始"が実現すれば、「『報ステ』が始まった04年から11年間続いた"古舘枠"を宮根が奪うことになる」(同)のだ。

 このままいけば、窮地に立つことになる古舘。彼はもう終わったのか!?

 そんな中、前出・放送作家は、こう力強く言うのだ。

「古舘さんは昨年秋、11年ぶりに伝説のトークライブ『トーキングブルース』を復活させたんです。その模様が12月末にテレビ放送され、『報ステ』とはまったく違う彼の圧倒的熱量のマシンガントークに、多数の視聴者から"めちゃくちゃ面白い"と大

 絶賛の声が相次いだんです。『報ステ』は降りるかもしれませんが、かつての力強いトークスタイルに戻った彼の今後の巻き返しは絶対ありますよ!」

 風雲急を告げるキャスター界の仁義なき覇権争いはいったい、どうなるんだ!?

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