パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第21回 「見えぬ誰かと勝負すべし」



世の中には様々なお仕事がございます。
僕が今現在、連泊しているビジネスホテル。帰って来たらタオルが新しくなっていたり、布団が直してあったり、諸々と綺麗になっておりますが、勝手にそうなったわけじゃない。誰かがやってくれたわけです。

皆様が今、コレを読んでいるスマートフォンなりパソコン。それも地面から生えてきたわけじゃない。誰かがデザインして誰かが作ってくれたわけです。僕らが対面する、ほとんどの物事のその向こうに、きっとおそらくどこかの誰か、人間がいる。

それは、パチスロの設定変更も例外ではなく。今日はそんなお話。

僕は、今から自分の大事なお金をブチ込まんとするパチスロ台を選ぶ時、ほぼ例外なく頭上のデータカウンターをポチポチとチェックします。

その動機といたしましては、より高いPAYOUTを持つ「高設定」に座るためです。『ジャグラー』や『ハナハナ』の様な、ボーナスのみで出玉を増やすノーマルタイプはもちろん、『アナザーゴッドハーデス』の様なバリッバリのAT機だって、データカウンターには確実に設定に基づいた挙動が残るわけです。

もちろんレバーを叩くタイミングでフラグが決まる遊びですから、往々にしてイレギュラーも起こるわけで、その全てが見えるわけじゃない。しかしそこには確かな手がかりが見える。そして僕の場合、そのチェックは当日の履歴のみならず、前日前々日と過去に遡って見るわけです。

前日前々日を見たって、設定変更されてるかもしれないんだから意ー味なーいじゃーんと、そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうじゃない。だからこそ意味があるのです。

例えば、当日のボーナス出現率がちょうどピッタリ設定6ぐらいの『ジャグラー』、そんな空き台を見つけたとしましょう。普通に考えりゃ「お、設定6が空いとるやん、ラッキー」となるわけですが、しかし前日前々日の履歴をチェックすることで、少なくとも僕の目にはその見え方が変わってくるわけです。

■ パターンA
前日前々日ともに設定1っぽい
→バッチ「お、今日高設定に上げたかな?」

■ パターンB
前日前々日ともに設定4ぐらいっぽい
→バッチ「今日も設定4の据え置きで、たまたまボーナスうまく引けてるだけの可能性あるで」

こういった具合に。上記の2パターンを比べた場合、どちらかと言えばパターンAのほうが僕は手を出しやすいわけですが、もっと良いのが……

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