松たか子のリアルな指の動き

7年ぶりの連ドラ主演作『美しき罠~残花繚乱~』(TBS系)で、実年齢と同じ34歳のOLに扮し、男女のドロドロ愛憎劇に挑んでいるのが田中麗奈(34)。

第1話で、さっそく不倫関係にある上司(村上弘明)とのベッドシーンが登場する。一人暮しの彼女の部屋を訪れた村上は、ベッドの上に並んで腰掛けている田中を抱き寄せ、有無を言わさずキスをする。
発情した彼女がランジェリー姿になると、男は覆い被さるようにしてディープキス。濃厚なラブシーンが続いていくのだ。
「あまり濡れ場のイメージがない田中麗奈ですが、男を惑わす小悪魔ぶりが板についていますね。清涼飲料水CMの"初代なっちゃん"が下着姿を披露するのだから感慨無量。もっとも、私生活は奔放な彼女ですから、ボディは相当、男に開発されているはず」(織田氏)
この際、ドラマで田中麗奈のボディをチェックしてみるのも一興だろう。

松たか子(37)は必要とあらば、濡れ場も辞さない女優根性の持ち主だ。
「松は着やせするタイプで、実際はかなり肉付きのいいむちむちボディをしていますからね。特にドーンと張った量感あふれるヒップは尻フェチにはたまらないでしょうね」(秋本氏)

そんな彼女のエロス名場面といえば、2012年公開の映画『夢売るふたり』で見せたオナニーシーン。
この映画で、松は夫婦ぐるみで結婚詐欺を働く妻の役を演じているのだが、夫が家にいないことが多いため、ついついオナニーに耽ってしまうのだ。
リビングで仰向けになり、右手をスカートの中に入れてスリスリ。すぐに息遣いが荒くなってくる。
「ア、ハァ、ハァ~ッ」
目を閉じて、一心不乱に指を動かす彼女の表情が実にリアル。だが、昇りつめようとした瞬間、ファックスの着信音が流れ、我に返った松はオナニーを中断。

「おイタをしていた指先をティッシュで拭い、何食わぬ顔をしてパソコンに向かう松の演技は秀逸。彼女自身、かなり経験しているのでは? と思わせるリアリティがありました(笑)」(映画誌ライター)
好きこそものの上手なれ、といいますし……!?

7年ぶりの主演映画『紙の月』の演技で、昨年秋の東京国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。その他の映画賞も総ナメにしそうな勢いなのが宮沢りえ(41)。

『紙の月』は、宮沢扮する平凡な人妻銀行員が大学生との道ならぬ恋に落ち、銀行預金の横領に手を染めて行く姿が描かれる。
「横領する金額が大きくなるにつれ、大学生と泊まるホテルのグレードが上がっていくのが笑えます。宮沢りえはヌードにこそなりませんが、ラブホでの入浴シーンや男にM字開脚させられてクンニされるシーンなど、体当たりの熱演を見せてくれました。映画各賞を総ナメするのもむべなるかなです」(秋本氏)

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