少年時代に憧れたヒーローや、思春期に胸ときめかせたアイドル。そして失恋の苦しみを慰めてくれた歌や、日々の憂さを晴らしてくれた笑いの数々。今も忘れえぬ懐かしのスターの「現在」を追った!

毎年、新たなスターや笑い、歌が生まれ、そして消えていく芸能界。あの懐かしの女優や歌姫は、今どこで何をしているのか?

「女優&歌手」編

93年のドラマ『ポケベルが鳴らなくて』(日本テレビ系)で、緒方拳演じる主人公の不倫相手を演じ、注目を集めた裕木奈江(44)。仔犬のような切なげな表情で男性の心をつかむ一方、女性から"魔性の女"と叩かれ、"嫌いな女1位"に選ばれる憂き目に遭った。
「99年、初ヌード写真集でスレンダーボディを披露したあと、11歳年上のヘアメークアーティストと結婚。06年には、クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』に、"NAE"名義で出演。存在に注目が集まりました。以降もアイスランド映画など、海外作品の出演が続いています」(映画関係者)

今年の1月には、20年ぶりにバラエティ番組に出演し、大きな話題となった。
「09年に離婚し、今は独身と告白。4年前、19歳のギリシャ人青年にナンパされた体験を話し、巧みなトークと、衰えぬ美貌が注目されました」(夕刊紙デスク)

裕木と同時期に、同じく"魔性の女"と呼ばれ、完璧な美貌と強気な発言で、トップ女優に駆け上がったのが葉月里緒奈(39)だ。
95年の映画『写楽』で共演した真田広之との不倫を経て(真田は妻・手塚理美と離婚)、98年にハワイ在住の寿司職人と結婚。しかし、わずか2か月で離婚して大騒ぎに。現在は?

「04年に、不動産会社の御曹司と結婚し、一児の母親に。現在は、豪邸でセレブな暮らしをしています。今も2時間ドラマを中心に、女優業は続けていますよ」(芸能リポーター)
真田は、ハリウッドで活躍する国際派俳優に成長。現夫の不動産会社も順調だというから、魔性の女じゃなくてアゲマンだった?

87年、ドラマ『男女7人秋物語』(TBS系)の主題歌『SHOW ME』の大ヒットで人気歌手の仲間入りを果たした森川由加里(51)。サバけたキャラで、バラエティ番組でも引っ張りだこだったが、最近は?
「歌手活動の傍ら、07年にアクアセラピストの資格を取得。スポーツクラブなどで指導していましたが、2年前に、長年、友人関係だった歌手の布施明(67)と熟年結婚しました。現在は妻として、仕事上のパートナーとして、歌手デビュー50周年を迎え、精力的に活動する布施を支えています」(音楽関係者)

99年、『SHOOTING STAR』で、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した歌姫・八反安未果(はったんあみか)(34)は、年商8000万円の社長になっていた。
「歌手活動に区切りをつけて、訪れたハワイで"マラサダ"という揚げドーナツにベタ惚れ。帰国後、このドーナツを提供するハワイアンカフェを開くと、大当たりしました。ほかにもマグロの輸入や加工など、多角的に事業を展開しています」(前出・夕刊紙デスク)
現在も、ライブ中心に歌手活動は続けており、伸びのある歌声は健在である。

◆テレビで見ない…あの芸能人は今
女優&男性有名人 編
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