「確かに娘さんの言っていることはもっともなのだが、先代には散々お世話になった」(株主の1人)

実は、こういってはばからない株主が少なからずいることも事実だ。

つまり大塚家具のような企業は、経済合理性だけでは動かない側面も多々あるといっていいだろう。

大塚家具が、単なる個人商店から脱皮し、あるべき現代的な会社組織に生まれ変わっていくためには、まず株主総会で久美子氏が勝利を収める必要があるだろう。

そして、もし久美子氏サイドが敗けることになれば、大塚家具の企業としての成長はストップすることを意味する。

そうなったならば、大塚家具の株は、間違いなく「ウリ」ということになるはずだ。


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