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パンチ「ところで、(広島のホーム球場である)マツダスタジアムは凄いねえ」

青井「実のところ、僕らはまだ行ったことないんですよ」

パンチ「え!? それではファンと呼べないでしょ」

青井「カープの取材はシーズンオフが多く、シーズン中はなかなか広島に帰る機会がなくて……」

パンチ「青井君さ、“俺はこんなにカープを愛しているんだ”と、ここでアピールしてよ」

青井「僕は「カハンシン(カープと阪神)ファン」なので……」

パンチ「カハンシンは2014年バージョン。2015年はカープ一筋と言った方がいいよ」

久保「“血は赤いです”と言い切る」

青井「そうですね。カープのお陰で14年は潤わせていただけたので……」

パンチ「この宣言はぜひ、マツダスタジアムでしてもらいたいね」

久保「いま、カープ人気が凄いので、ビジターであっても神宮球場などは赤一色。だからプライベートでは、東京周辺のスタジアムになってしまいますね」

パンチ「神宮は、どの角度が(野球を)一番観やすいかな?」

久保「レフト側が一番だと思います」

パンチ「僕の地元の近くにある横浜スタジアムは傾斜がキツイ。客席がおわん形になっているので、座席に座るのが怖いくらいの急斜面。お陰で、どこに座っても野球観戦がしやすい。ところで、今年からカープファンを公言する(?)青井君は誰のファン?」

●銀座で飲んでいる最中に素振りをしに…

青井「パンチさんとのお話で(前回登場した)Kさんのファンになりました」

パンチ「我々プロ野球選手は、遠征に行くと毎晩飲みに行く。Kさんはね、銀座で飲んでいても“ちょっと失礼”と言って席を離れる。それも1~2時間。“ちょっと閃いたのでバットを振っていました”だって。さすがだと思ったね。しかも、“この素振りは明日のヒットのためじゃない。1カ月後、一年後の身になるために振っているんだ”というから驚き」

久保「雑誌に書いてあったんですが、一木さんは“どれだけ飲みに行っても、女性の家に行ってもバットは持って行く”らしいですね。1日1回は素振りをしないと眠れないそうです」

パンチ「これはカープの伝統だろうねえ。ちなみに、僕も現役時代は毎日振っていたよ」

青井「パンチさん、カープの選手とのつながりは?」

パンチ「僕たちの時は、セとパは違うこともそうだけど、何しろ、他球団の選手と仲良くすることはなかったなあ」
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