科学的にはまだ証明されていないが、ガン患者の息や尿には独特の匂いがあるという。「ガン探知犬」の研究は90年代に米国で始まり、世界中で様々な成功例が報告されている。

日本でも千葉県にある、がん探知犬育成センター「セントシュガー・ジャパン」で飼育されているラブラドール・レトリバーのマリーンというガン探知犬が存在する。マリーンは大腸ガンの患者の呼気や便のにおいから、90%以上の確率でガンの有無を当てたという。

どちらもまだまだ実験の段階だが、こういった画期的な方法が導入されるようになれば、将来はバリウムを飲んだり、胃カメラや大腸カメラで検査する苦痛からも解放されるかも? 一刻も早く実用化してほしいものだ。

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