というのは、三大回収期は客足が増えやすい時期といえども、お店に客が集まる「保証」はどこにもありません。そうなると、ホールも事前に手を打つ必要が出てきます。そこで行われるのが「回収期前の撒き餌」。正月前の12月、ゴールデンウィーク前の4月といった三大回収期前にあえて赤字覚悟で出すことで、あらかじめ集客アピールをはじめておくのです。

そして、回収期に入り客足がピークに達したところでドンッと儲ける。こういう言い方をすると極悪非道に感じますが、逆に言えば「撒き餌」のシーズンだけを狙って勝ち逃げすればよいのです。ほら、ピンチはチャンスでしょ!?

4月と12月がチャンスとなる理由は他にもあります。

まずは12月についてですが、以前にお話した、ホールが最も力を入れて玉を出す「グランドオープン」が集中するのが12月なのです。特に12月前半~中旬に行われることが多いですね。おそらく、年末年始戦線に向けた撒き餌の意味合いもあるのでしょう。

そして4月。4月と言えば春、新生活の季節です。心機一転、進学や就職、異動なんかで新しい土地での生活を始められる方も多いハズ。これはホールにとって千載一遇のビジネスチャンス! この時期に玉を出し、勝ちやすくすることで新規顧客の獲得を狙うのです!! 

さて、カレンダーはもう4月。パチンコホールを取り巻く環境も、季節同様に暖かく過ごしやすい時期に突入します。今年の春こそ、チャンスを逃さない立ち回りを心がけて頂ければこれ幸い。

みなさまのお財布にも春が訪れますように!! GOOD LUCK☆


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