父も母も祖父母もすべて戦友の一頭

今年、この最高の舞台で僕のパートナーを務めてくれるのは――栗東、高野友和先生が管理するポルトドートウィユです。
母ポルトフィーノ、母の父クロフネ、母の母エアグルーヴは、いずれも共に戦ってきた戦友。父ディープインパクトは、僕の競馬人生を語るとき、真っ先に名前の上がる最高のパートナーです。そう、父ちゃん母ちゃんだけでなく、ジイちゃんもバアちゃんも、みんなお馴染みの馬ばかり。大げさな言い方をすれば、――僕とコンビを組まずに誰と組むのか!? という間柄です(笑)。

初めての距離、初めてのコースという条件に加え、"何とか間に合った"というこれまでの道のりを考えるとあまり大きなことは言えないのかもしれません。
しかしこのレースは、勝った馬がダービー馬と呼ばれるのではなく、ダービー馬と呼ばれるにふさわしい馬が勝つレースです。そして、僕のポルトドートウィユもその資格を持っている一頭だと信じています。

5月31日、午後3時40分。ぜひ東京競馬場に来ていただきたいところですが、今年は、テレビで――という方は、スタートからゴールまで、そのすべてを目に焼き付けてください。

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