束縛屋も放置型もDV男とも
――あら、そういう人だったんですね。
杏 ウケるなら、どうイジられてもいいし、なんでもやりますよ。
――たとえば、清潔なトイレもなく、「その草むらで適当にして」みたいな未開の地での過酷なロケでも?
杏 あ、逆にそういうのは慣れっこですよ。グラビア時代に、色々と経験させていただいているので。
――おお、どんな所へ行きました?
杏 過酷だったのは、マダガスカルでの撮影ですね。トイレは、基本、そこらへんの茂みだったんですよ。でも、一番キツかったのは、逆に、「小学校のトイレがあるので、使ってください」って言われたとき。
――何があったんですか?
杏 トイレといっても、ワラで囲った中に深く穴が掘ってあるだけの、いわゆる、"ぼっとん便所"。しかも、暗い穴の中から、常に、"カサカサ、カサカサカサ"って何かが動く音がするんですよ。
――ひえ~、何がいたんだろ!?
杏 想像にお任せしますけど(笑)、そんな所で用を足したら、驚いた"カサカサ"が飛んできたりするんじゃないかって、超コワかったんです。
――うわ~。その環境で、用は足せたんですか?
杏 足せ……ました(笑)。
――よく出たね!
杏 アハハハ! でも、そういう経験をしているので、たいがいのことは大丈夫かなと。なんなら、こういうインタビューや、番組に出たときのネタになるかもしれない、みたいなモードになるんですよ。
――なんかたくましいですね。イメージしていた女性と、かなり違います。
杏 それは本当によく言われるんです。実は、写真集の撮影のときは、朝からビール飲みながらやっていましたし、夏はスキューバ、冬はスノボに、一人でも出かけちゃうようなタイプで、あまり女の子っぽくないんですよ。
――そうなんですね。でも、スノボに一人って、さすがに寂しくないですか?
杏 滅多にないですが、友達の誰ともタイミングが合わないと、そうなりますよね。ゲレンデでの出会いとか、まったく興味がなくて、ガチで滑りたいだけなんで、特に寂しくはないですよ。
――ちなみに、今、彼氏はいない?
杏 今、彼氏はいないです。35歳までには結婚したいと思っているんですけどね。
――好きなタイプの男性はどんな人?
杏 そうだなぁ~、同じタイプの人とつき合ったことがないので、よくわからないんですけど……。
――ちなみに、どんなタイプがいたんですか?
杏 束縛屋さんもいたし、逆に放置型もいましたね。DV男も。
――なんか、ちょうどいい人がいないですね。
杏 本当にそう(笑)。極端な人ばかりでしたね。というか、ひととおりのダメ男とはつきあってきたような気がします。「楽しかったな」って思える恋愛って、1回くらいしかなかったかも(笑)。
――なんとまあ!
杏 でも、学習能力はあるので、一度痛い目に遭うと、そのタイプの人とは二度とつきあわないんですけどね(笑)。
――では、そろそろ運命の人との出会いがあるかもしれませんね。
杏 ステキな出会いに期待しつつ、皆さんに喜んでもらえるお仕事ができるよう、マイペースで頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いしま~す!
まさか、まさかのフェロモン進化。色っぽい"大人の女"に成長されていた杏さん。これからも、本誌は応援していきます! フレーッ! フレーッ! 杏さゆり!!
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