「牛乳で骨粗鬆症は防止できない!?」ほか、体によさそうな常識の間違いの画像
「牛乳で骨粗鬆症は防止できない!?」ほか、体によさそうな常識の間違いの画像

テレビで次々と紹介される「○○を食べると痩せる」「××を飲んだらコレステロールが下がった」といった健康食。世の中はこんなにも健康に関心があるのに、日本の生活習慣病患者は年々増える一方で、むしろ不健康な人ばかりになっているのはなぜか? それはすなわち情報が間違っているからである。体によいと言われているアノ食品をいま一度検証してみよう。

牛乳で骨粗鬆症は予防できない!?
「牛乳を飲めば骨粗鬆症が防げる」、そう信じて水のようにガブガブ牛乳を飲んでいる人もいるだろう。しかしこれは大いなる間違いである。確かに牛乳にはカルシウムが多く含まれているが、骨粗鬆症が増えた一番の原因は実は運動不足。たとえば、宇宙飛行士は骨粗鬆症になりやすいのをご存知か。無重力状態で運動量がゼロだからである。それに、カルシウムは運動しないと骨に沈着しない栄養素であり、いくら牛乳を飲んでも家でゴロゴロしていれば意味がない。骨粗鬆症を予防するなら、三度の食事をしっかり摂り、体を動かしたうえで、牛乳を飲むのが利口といえるだろう。

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