パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第28回 「低投資でパチスロと付き合うための心得」


以前、とあるパチスロ番組で「投資上限」を決められて実戦に臨んだことがあります。こんな職業をしておりますし、「打つ」と決めたらトコトン行く僕ですんで、なかなか頭を悩ませました。

とはいえ普通に考えれば、お小遣い制で日々をしのぐ大黒柱の皆様も少なくないわけで、常に投資上限あって当たり前の方々が確実に存在する。そこで今回は、それをテーマに据えてみようと思います。

「投資額に限りがあるパチスロ」
思いつく選択肢ごとに考えてまいりましょう。

■当たりやすそうな所だけ打つ
まずはコレですよね。高設定の期待できそうなノーマルタイプや「ゾーン」と呼ばれる特定ゲーム数を打つ。

具体的な例としては、REG出現率の良好な『ジャグラー』や、『押忍!サラリーマン番長』のゾーン(200~250ゲーム、400~450ゲームなど)手前で空いている台を狙い打つ。

これで初当たりまでの投資が安く済む可能性がグンっとアップします。しかし、この選択肢の最大の欠点は「当たらない可能性がある」ということ。いくら高設定が期待できるノーマルタイプでも、ヒキに恵まれなければ当たりませんし、ゾーン狙いでも当たらなければゾーンのゲーム数なんてあっという間に抜けてしまう。

せっかく打ちに来たのに、なぁんにも当てずに帰るハメになりかねない……というデメリットがあります。

■天井ゲーム数まで近い台を打つ
いわゆる「ハマリ台狙い」ですね。頭上のゲーム数カウンターの数字が天井ゲーム数に近い台を、とにかく当たるまで打つ。こちらの打ち方であれば、当たらず帰るということは避けられる。しかし、ハマっている以上、少なからず高設定の期待度は落ちてしまうわけで、初期投資は上の選択肢より多くなりがち。

それこそ天井直前なんていう、天然記念物ものの空き台を発見できれば別ですけれども。
座る台としては、もちろん天井ゲーム数に近ければ近いほど良いわけですが、ここでクイズを1問。さて、次の2台のうち、天井に近いのはどちらでしょうか。

【1】900ゲームヤメの『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』
(ちなみに天井は1480ゲーム+前兆)

【2】700ゲームヤメの『麻雀物語3』
(ちなみに天井は1500ゲーム+前兆)

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