簡単な引き算の問題で、ゲーム数的に天井に近いのは明らかに【1】です。しかし、想定しうる天井ゲームまでの投資額的な近さ、つまり大当たりまでの投資額の少なさで考えると、答えは驚くなかれの【2】なのであります。

『ゴッド凱旋』はコイン50枚で回せるゲーム数は約25ゲーム。1000円で50枚と考えれば、天井ゲームまで約2万4000円かかる計算です。

一方、『麻雀物語3』の50枚で回せるゲーム数は、なんと約47ゲーム。同じ考え方でいくと天井まで約1万7000円で到達できるわけです。

もちろん天井ゲームに到達した際の恩恵の違いもあるので、その距離(ゲーム数的な距離であっても投資額的な距離であっても)だけでどちらが得かは比べられませんし、期待できる初当たり確率やゾーン等もあるので、平均初期投資額も単純には比べられません。

しかし、想定しうる最大投資額には、7000円もの差があるわけです。見た目上は200ゲームもゲーム数が浅いのにもかかわらず。

最近『麻雀物語3』や、先日導入された『ドラゴンギャル~双龍の闘い~』(50枚あたり約59ゲーム回る)など、高ベース(=通常時のコイン持ちが良好なこと)なAT機がホールへとデビューしてきております。
これらの台は、当たってしまえばAT機らしい高い出玉性能を誇っているにもかかわらず、通常時のコイン持ちがすこぶる良い。つまり、見た目上よりも天井までかかる投資額が非常に少ないわけです。

しかし当たり前ですが、そのかわり初当たり確率が悪くなっているため、ハマりやすい。わかりやすく言うと、のんびり遊べるAT機といった感じでしょうか。
当たるまでに時間がかかりやすいため、残り時間には注意が必要となってくるわけですが、「2万円以内でどうにかATを1回は当てたい」とか「とりあえず少ない投資金額で一度はスタートラインに立ちたい」とか、そんな願望にはもってこいなわけです。

逆に「当たらなくても投資がかさんでも、スピーディーに決着をつけたい」という願望で打つなら、『ミリオンゴッド凱旋』のような台がもってこいとなる、と。

さらにはこちらも最近デビューした『パチスロ ゴッドイーター』。出玉性能もそれなりに高いAT機で、コイン持ちは50枚あたり約31ゲームと普通ですが、天井が777ゲームとすこぶる近い。その代償として初当たり1回あたりの期待獲得枚数が控えめな印象ですが、こっちも少ない投資額で1回はスタートラインに立てる機種です。


……といった具合に「天井を見据えて」という台選びだけでも、これだけの多様な選択肢が隠れているわけですが、最終的にはそんな中から自分好みの台を選びましょう、と。

冒頭の「投資上限」を決められた番組で僕が辿りついた考えは、負けないように立ち回るのはもちろんのこと、「どれだけ満足して帰れるか」だったわけです。

投資可能な残り金額。遊戯可能な残り時間。そこにさらに自分の好みと気分も入れて、ベストな選択肢を取る。そのために機種のコイン持ちや天井ゲーム数の情報は、必要不可欠なわけです。

今は台の上にそれらの情報が掲示してあったり、台横の冊子に書いてあったりするお店が多いですから、知らない台があったらチェックしておきましょう。そうやっていくうちに、「あれ? この空き台、めっちゃチャンスじゃね?」と気づくスピードと精度も磨かれていくハズです。

少ない投資額でも、少ない時間でも、より楽しんで帰るべし!


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