快眠外来第19回　不眠の原因は、歯科治療のせい？

口は生命の入り口

「不眠や肩こり、頭痛、眼精疲労、それが歯科治療によって起こるとは、患者さんもすぐには考えないし、歯科医自身もこうした症状は歯科の専門外、別問題と判断して、なんの治療も施さないのです。大多数の歯科医師は、歯を処置することしか考えていないのです」

口は生命の、健康の、入り口。次のような症状が１つでもあったら、その入り口の噛み合わせが、おかしいかもしれません。

噛み合わせチェック
□ 朝起きたときに、アゴが痛い
□ よく寝違える
□ よく歯ぎしりする
□ 口を大きく開けるとアゴが鳴る
□ 口の中の頬の内側の肉や、舌を噛む
□ よく口内炎ができる

次回は、まだまだ怖い歯科治療。不眠や不調を改善、予防するための、いい歯医者さんの見分け方などもご紹介します。

篠原裕之・著　『歯医者が病気をつくる』1404円（税込）あさ出版

頭痛、肩こり、腰痛、冷え、不眠、うつ…心身の不調が、歯科治療によってもたらされているかもしれない。寝たきりや胃ろうを減らし、最後までイキイキと暮らすための「口腔ケア」の必要性を訴える。今の歯科治療に警鐘を鳴らす、一冊。

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