「都構想や道州制なら総務相」

橋下市長が最高顧問を務める維新の党にも動きが。
「維新国会議員団を率いる松野頼久代表が、野党再編路線を唱えて民主党に急接近。これに、橋下シンパの大阪組が大反発。近い将来の維新分裂は避けられない状況です」(維新の党関係者)

それを証明するように、政界引退宣言をしたはずの橋下市長も動いた。
「今月4日、自身が代表を務める地域政党・大阪維新の会に対し、"関西各地に活動を広げ、維新の党から独立しても、国政政党としてやっていける組織づくりを目指そう"と指示したんです」(同関係者)

関西維新構想をブチ上げ、党内の"東京主導"を牽制した形というわけだ。
「橋下氏を民間大臣として大抜擢し、今後も"維新の顔"として睨みを効かせる存在にそうして"自公維"連立政権を確立し、憲法改正に突き進みたいというのが、首相の野望なんです」(前出の自民党関係者)

前出の鈴木氏は、ポストとして首相に対して情報提供や助言を行う、いわゆる"軍師"的存在の内閣官房参与の可能性を指摘する。
「党内の"大臣予備軍"への配慮からも、参与という形は考えられます。メディアの注目が高い橋下氏が参与となり、安倍首相の政策を語り、広く国民の理解を深めていくという意味では適材かもしれません」

前出の浅川氏が言う。
「一省庁全体を見る大臣ポストは荷が重く、また、党内の反発も必至ですから、地方創生担当大臣などは適任でしょう」そんな中、「都構想や道州制なら総務大臣」(前出の政治部記者)

という説も濃厚だという。今後も橋下徹からは目が離せない!?

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