「私のドMは気持ちの部分!」
――やっぱり! あれは苦しいけど、気持ちイイの?
安田 そうですね。辛いことに立ち向かっている自分が好きなんです。マラソンの大会でスタート地点に立って、これからキツいことが始まると思うと、すごく気持ちが高ぶるんです。
――いいねぇ~!
安田 ただ、ドMといっても、肉体的に痛いとかは苦手ですよ。どっちかというと、気持ちの部分で自分の限界を超える楽しさがあるんです。
――そう考えると、旦那さんに喧嘩を売るのも、ドM妻の証かもしれませんね。
安田 どうだろう(笑)。喧嘩中に興奮して、"もっと構って~"ってことはありますけどね。
――すみません、話を聞いている限り、ちょっと面倒くさい女性ですね(笑)。
安田 それ、主人にも言われます。私があまりにしつこいと、いつもクールなのに突然、"面倒くせえなぁ!"って怒鳴ることがあるんですよ。そのときはさすがにヤバいと思うし、私が悪いんだと気づきます。
――アハハ。で、安田さんが謝って、喧嘩のあとに盛り上がりがあるわけだ。ごちそうさまです!
安田 いやいやいや。誤解を招く発言はしないでくださいよ~。
――夫婦仲が良くて何よりですが、やはり人妻には、どうしても聞いておかねばならない質問があります。
安田 なんやろ?
――夫以外の男性にドキッとすることはありますか?
安田 ありませんよ! 主人が一番です。
――でも、「いいなぁ」と思う人はいるでしょ?
安田 もちろん、恋愛的な感情じゃなくて、素敵だなと思う男性はいますよ。でも、異性としてドキッとすることはないです。
――じゃあ、結婚して好きな男性のタイプは変わりましたか?
安田 変わりました! 昔は、ちょいワルな男性が好きだったんです。でも、結婚してからは、優しくて"平和な人"のほうがイイな~と思い始めましたね。
――へえ~。温厚な男性が良くなってくるんだ?
安田 はい。男性の好みもそうですが、趣味もちょっと変わってきたんです。最近は、自然の多い田舎の景色をカメラで撮ることにハマっているんです。
――おっ、いいですね!
安田 昔から日本的な風景は好きだったんですけどね。ライカのカメラを買ってから、あちこちに出かけるようになって。この前は北陸新幹線に乗って、富山まで写真を撮りにいきましたよ。
――精力的ですね~。もしや、料理にファッションのあとは、カメラの本を出すつもりじゃ……。
安田 本よりも、虎視眈々と写真屋さんを開こうかと狙っています。
――さすが(笑)。でも、普段は被写体になることが多いですよね。
安田 はい。
――撮る側と撮られる側、どっちが盛り上がります?
安田 う~ん……やっぱり撮られるときだけど、撮っているときは逆に"攻めている感じ"で、それはそれでイイんですよ。
――何かが目覚め始めたのかもしれませんね。おっと、もうこんな時間です。人妻になってますます色っぽさも増した安田さんの、今後の抱負を聞かせてください。
安田 お仕事では日本の田舎が好きなので、いろんな場所をレポートする旅番組とかにも挑戦してみたいですね。その一方で、結婚しているので、ちゃんと家庭のこともしていきたい。仕事と家庭のバランスを考えながら、頑張っていきたいと思っています。
結婚して、ますます魅力的な女性へと進化していく安田さん。ファッション、料理、カメラと多彩な特技にも注目ですゾ!
1982年4月21日生まれ。T161‐B82W60H85。2001年に芸能界デビューすると、グラビアを中心に活躍。同時に、女優やタレントとしての仕事も増え、CMにも引っ張りだことなる。14年3月には、デザイナーの下鳥直之氏と結婚するが、人気は衰えず、今年すでに『「またあれ作って」と言われる幸せごはんレシピ』(講談社)や『安田美沙子スタイルブック「#365」』(宝島社)を出版。活躍の場をさらに広げている。
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