――その後、その彼とは?
福田 それが、つきあうことができたんですよ。デートはもっぱら竹藪(笑)。
――竹藪!?
福田 地方出身なので、プリクラを撮るか、映画を観るか、竹藪に行くか、しかなかったんですよ。竹藪に行くと笹の葉が風でこすれて、シャシャって鳴るんですけど、それに反応して"キャ~"って言ったり。
――それはデートっていうより肝試しでは?(笑)。そんな甘酸っぱい青春を過ごされた福田さんも9月18日で、27歳になりました。
福田 できれば、20代で結婚したいなという思いがあるので、ちょっと焦ってきましたね。20代前半のOL時代には、いいなって思える人がいたんですけど、その人とは、お別れしてしまったので、あと2、3年でなんとかしないと……。
――福田さんといったら大の自動車好きで、プライベートでは国内Aライセンスをお持ちで、今年の4月にはレーサーデビューも果たしていますね。当然旦那さんは車好きの方がいいんですか?
福田 う~ん、やっぱり、車好きの方がいいかな~。今の自分の趣味が車しかないので、何か共通点を探すとしたら、車になっちゃうんですよね。私からすると、"車が嫌いってどういうこと?"なんですよ。
――じゃあ、彼氏が出来たら、もっぱらドライブデートですね。そんな福田さんの助手席に座る条件は何かありますか?
福田 "しゃべらない人"ですね。運転中は、眠くなるからしゃべってくれっていうのが普通だと思うんですが、私は逆ですね。運転席に座ったら常に勝負をしているので。アクセルやブレーキのタイミングとか今日はどれだけ上手くペダルを踏めるのかとか。誰かと競っているというわけじゃないんですけどね。カップルで彼氏が運転していると彼女が"ガム食べる?"とかお茶くれたり、必要以上のことをしてくれますけど、あんなのはホントやめてほしいですね。私にとってはお節介以外の何物でもないんで(笑)。
――めちゃくちゃストイックですね!
福田 そうですね。どのタイミングでガムを食べるのか……ってことまで、自分の中では計算しているので。
――そんなところまで!
福田 あとは"寝る人"。寝るということは、私の運転がそれだけ心地良かったってことだと思うんですね。起きているってことは眠くなかったというのもありますけど、もしかしたら私が荒い運転をして怖くて眠れなかった……のかもしれない。寝るということはそれだけ私の運転に身を委ねてくれるってことなので、そうしたら、もう私の勝ちですね。
――逆に、男性が運転をするとしたら?
福田 すごく運転が上手な人だったら"あ、いいね。今の横G!"とかはしゃいだりすると思いますが、それほど上手くない方だったら、まず"ちょっと車止めようか"って(笑)
――き、厳しい~っ!
福田 "車やめて電車にする?"とか、提案しますね。あと、運転を代わるという選択肢もありますが、この時は彼を傷付けないように"私も運転してみた~い!"みたいなことは一応提案してみます(笑)。
――車に対しては相当なこだわりがあるんですね。
福田 でも、実は私、車を持っていないんですよ。
――えっ!?
福田 大好きだからこそ、色々な車に目移りしてしまってひとつに絞れないんです。維持費や駐車場代のことを考えると、何台も持てませんし……。これだけ、車について語っておきながら、休みの日とかは車に乗るよりはお酒を飲みに行くことのほうが多いかも(笑)。
――そうなんですね! ちなみに何を飲むんですか?
福田 最初はビール。その後はハイボールや焼酎。その時の気分で変えますね。
――お強いんですか?
福田 イケる時は朝6時ぐらいまで。その後に2時間ぐらいカラオケに行って。で、昼から仕事に行く(笑)。
――パワーあるな~。
福田 最近はお笑いコンビ『ドランクドラゴン』の鈴木拓さんや『ロッチ』の中岡創一さんとかと飲ませてもらうことが多いですね。
――そういう席での失敗談はありますか?
福田 先日、友達とカラオケに行った時の事なんですけど、私、ソファの上に逆立ちで歌っていたらしいんです(笑)。もう自分でもよくわからない状態で。次の日に、友達からその時の写真や動画を見せられて、自分でもビックリしたくらいでしたね。
掲載できないのが残念ですが、撮影では自ら進んで変顔を披露してくれた福田さん。そんなサービス精神たっぷりな彼女が今後演じてみたい役は人間離れした宇宙人とか妖怪だとか。実際に演じるとなったら、そこではどんなキャラを見せてくれるのか。興味、期待ともに大です。
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