ご相談の回答者

○弁護士・古川穣史 男女の問題から刑事事件まで、なんでもござれ。「一期一会」の精神で皆さんのお気持ちに向き合いたいと思います。一緒に最善の解決へと向かっていきましょう!

○ライター・もしだ 主婦でライター。宮沢りえ、ゴクミと同じ年齢(むろん面識はない)。法律のことはてんでわかりません!

○編集部・ブリ子 アラフォー独女。最近老後のために、高い保険に入りました。

古川:……人生は波瀾万丈だと思いますよね。

もしだ:勝手な思い込みで別れておいていまさら勘違いだったからヨリを戻そうなんて、そんな都合のいい話あるかーい!

ブリ子:結局のところ、お互い信用できない相手と婚姻関係は結べませんよね。やり直してもきっと無理!

もしだ:まぁ自分から別れを切り出しておいて、やっぱりやり直したいとか言い出す手合いは男女問わず一定数いるけどね。

ブリ子:一度納得して別れてしまったこのケースは、あとから慰謝料をとるのは難しそうですねー。先生、どうなんでしょう?

古川:第一印象としては慰謝料の請求は難しいと思います。ただ、いきなり追い出したことが不法行為にあたるとしての慰謝料請求なら、可能性がありそうですが。

ブリ子:やっぱりそのときゴネないとダメなんですよねー。

古川:現実問題として、訴えるとしても当時の証拠を集めるのが難しそうですよね。

もしだ:離婚するときにそれこそ弁護士さんとかに相談すべきだったねー。で、話しあってから別れないと。

ブリ子:今回の件は、いまから慰謝料を取れないなら関わるのもバカバカしいし、元旦那にはキッパリした態度をとり、それでも相手が食い下がってくるようならなにか手段を考えるというのが妥当ですかね?

古川:それよりも、再婚して新しい生活をしているのですから、元の旦那様は相手にしないほうがよいと思いますね。

もしだ:私ならSNSを解約して逃げちゃうな~。

ブリ子:とにかく関わらないのが一番ということですね!


【古川穣史(ふるかわじょうじ) プロフィール】

弁護士。一橋大学商学部、早稲田大学法科大学院卒業。離婚男女問題、遺産相続、犯罪・刑事弁護など幅広い分野を得意とする。八木良和法律事務所に所属。

<古川先生へのお問い合わせ>
■八木良和法律事務所
Tel:03-3351-2770
〒160-0006 東京都新宿区舟町1-18ロイクラトン四谷8F
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