パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第38回 「2015年はこの3機種」

 さあ、出版関係者が目の下にクマを作る年末なわけですが、毎年この時期になると、我々の業界では「今年一番の機種はなんですか」という話題が飛び交うわけです。せっかくなので、こちらではちょいと視点を変えて、というか視点を僕の両目に固定して、3機種ほど部門別でご紹介できたらな、と思います。

 まずは順当に、今年デビューした機種の中で、僕が諸々加味した上で一番をあげたい機種。そして偶然にもその機種が、僕の機種別収支額のトップを飾っておりましたので、そちらも合わせて表彰しちゃおう、という部門です。さてさて栄えあるその機種の名前は……。

◎2015年No.1機種、および松本バッチの機種別収支額No.1
『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』(ユニバーサルブロス)

ミリオン
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

『ゴッド』シリーズ最新作。昨年デビューし爆発的な人気を誇った『アナザーゴッドハーデス』がいまだ現役でバリバリに稼働を続けるなか、多大なるプレッシャーを背負いデビューした機種であります。

 誰もが夢見る1/8192のGOD揃い時の演出を、バランス崩すことなく新鮮味を追加し、自力感あふれる新機能「G-STOP」やパワーアップした上乗せ特化ゾーン「スペシャルゴッドゲーム(SGG)」を搭載。“GOD”の看板に恥じない出来でございました。そして、僕の『ゴッド凱旋』年間収支は+34万4200円で、僕が今年打った機種のなかでトップ。その要因を挙げるとすれば、

◆設定変更などのリセットで低くなる天井(1000ゲーム+前兆)を見据えて、朝から果敢に攻めたこと。
◆ 天井到達の恩恵(1/2で80%ループストックを取得)をしっかり得たこと。
◆ 歴史上でも最強級の上乗せ特化ゾーン「SGG-EX」に幾度と辿り着いたこと。

 ここらへんになるでしょうか。中でも主にSGG中のメデューサモード経由で突入する「SGG-EX」は、他機種では感じることのできない高揚感を味わうことができました。すこぶる打ち込んだ自負はありますが、まだ見れていない演出も数知れず。来年も引き続き打っていくつもりです。

 続きましては、華々しい四番打者やエースストライカーとは言えないけれど、機種の出来や人気、そして僕の個人的な収支面から見ても、この機種がなかったらガラッと変わっていたであろう機種。そんな影の立役者的な機種がございました。その機種の名前は……。

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