◎2015年 縁の下の力持ちNo.1機種
『ハナビ』(アクロス)

ハナビ
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

 バリバリの“リーチ目マシン”でありつつ、異例の設置台数と人気を誇りました。AT機が消えゆく時代の流れのなか、希望としての輝きは今年一番だったでしょう。通常時の小役取得、ボーナス察知、ボーナス中の技術介入により、そのスペックはギリギリまで甘く(負けにくく)なり、最低設定の1でもペイアウトは約99%に。僕の『ハナビ』の年間収支は+14万8700円とトップからは大きく劣るわけですが、「困った時のハナビ」と言わんばかりの着席回数で、展開や店内状況が厳しい時の「負けないパチスロ」として大活躍でした。

 番組の収録終了間際や閉店直前といった「残り時間がない」状況でも、そのペイアウトが落ちることはなく、いつでも打てるというのが大きかったかもしれません。守護神として、収支的に最も活躍したのは、この『ハナビ』といっても過言ではないでしょう。

 最後に、2015年を通して、今年もっとも良い戦いを繰り広げたと思える機種を選定させていただければと思います。実は、この機種のデビューは2015年ではなく2014年。じわじわとその人気と設定台数を拡大し、2015年こそ大活躍したといえるでしょう。その機種の名前は……。

◎2015年 ベストバウトNo.1機種
『沖ドキ!』(アクロス)

沖ドキ
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

『バジリスク絆』や『魔法少女まどか☆マギカ』のように、再導入され長期間人気を誇る機種は他にもありますが、僕の中で2015年通して熱い戦いを繰り広げてきたといえば、『沖ドキ!』に他ならないわけです。もともとゲーム性が僕のドストライクだったわけですが、沖スロ熱の高い東海地方を始め、『沖ドキ!』の設置台数は伸びる一方の一年間だったと思います。僕自身も今年は東海地方で番組収録させてもらう機会にも恵まれ、一年通して熱く打つことができました。

 設定台数と平均設定、そして打ち手にメリットが生まれる朝のリセット状況が、東海地方はやはり別格。その機種の印象すら変わりうるレベルの地域差が、『沖ドキ!』では生まれていると思います。僕の『沖ドキ!』年間収支は-3万3010円と、マイナス域に甘んじているわけですが、驚くなかれ、「東京で『沖ドキ!』を打ってなけりゃ」機種別トップでした。来年は後継機のデビューも噂されておりますので、また熱い戦いができることを期待しております。

 というわけで、2015年、僕のパチスロライフを支えた3機種をご紹介したわけですが、いかがでしたでしょうか。ぶっちゃけですね、同感できてもできなくてもどっちでもいいわけです。僕も貴方も、自分の好きな機種が他人に認められなくても、胸を張って好きだと言えばいい。己を虜にしてくれた機種に出会えただけで素晴らしい。願わくばその機種が、設置台数もそこそこで、設定状況も良好であってほしいとは思いますけどね。

 今年も一年、お付き合いありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。それではみなさま、良いお年を。年末年始は基本的に厳しい戦いが予想されますので、ゆめゆめ無理はなさらぬようお気をつけくださいませ。

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