レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第31回 ツウぶれる!知ったかパチンコフレーズ~演出編その3~

 パチンコ初心者のアナタも、これさえ読めばパチンコの基本がまるわかり! パチンコライター・森本レオ子がイチから勝ち方を指南します。大好評につき「パチンコ用語」企画もついに第三弾! パチンコを打ったことがない方でも、知ったかぶりができちゃうツウなフレーズをこっそり教えちゃいますよ~!

【フレーズ1】「確変中のレイ背景ってレバ確だよね!」

 これは『ヱヴァンゲリヲン』シリーズを打ってるときに飛び出したフレーズですね。非常に限定的で、応用ができないフレーズにも思えますが心配ご無用。キーワードとなる用語をしっかり理解すれば、他の機種にも応用可能です! 押さえておきたいキーワードは「背景」と「レバ確」。

 まずは「背景」。これは、主に図柄がテンパイ(リーチ)し、スーパーリーチへ発展する際に発生する、いかにも意味がありげな一枚絵が数秒間映し出される演出を指します。期待度は約50%前後に設定されていることが多いかな。つまりは激アツ演出ってことですね。上のフレーズにもある通り、『ヱヴァンゲリヲン』シリーズにおける「レイ背景予告」が火付け役となり、他のパチンコでも定番化した演出で、これ以外にも『北斗の拳』シリーズの「強敵(とも)背景予告」などが有名です。


これが「レイ背景」!! 『ヱヴァンゲリヲン6~始まりの福音~』より。

 そして「レバ確(ればかく)」。これはかなり難易度が高い上級フレーズです。実はコレ、「当たれば確変」を省略した言葉。確変中に限定して使われることが多く、特定の演出が出現した際にそのまま大当たりへと結びつけば、それは確変大当たりが約束される……ということなのです。

 普通ならば、当たるかどうかがわからないので演出でドキドキするわけですが、もし当たったら確変がついてくるとわかれば、そのドキドキは倍増必至。こういうのを「演出法則」といいまして、知ることで、さらに楽しくパチンコ打つことができる“ツボ”のようなものですね。

 上記の「レイ背景」は定番の「レバ確」演出で、他にも『海物語』シリーズの「魚群予告」も確変中は当たれば確変が確定するレバ確のひとつ。通常時は単なる激アツ演出だったけれど、確変中に発生すれば「レバ確」演出になるというものが多いです。(補足:厳密にいえば「レイ背景」がレバ確となるのはシリーズ4作目以降)

 また、よく似たフレーズに「確確(かくかく)」というものがあります。これは「確変確定」の略。「レバ確」演出は大当たり自体までは確定しませんが、「確確」演出ならば出現した時点で“確”変大当たり“確”定。つまり大当たりと確変が約束される、とんでもなくありがたい演出ってことですね。

 つまりフレーズ1は、確変中の演出の法則性についてを語る、非常にハイレベルなフレーズ。演出の法則について話ができるとなれば、まわりのパチンカーたちから一目置かれること間違いナシですよ!

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