アドリブ兄「パチ&スロ 軍資金3000円で巨万の富を目指す男」
第11回 VS『昭和物語』

プルルルル……プルルルル……
「編集のBだけど」
「あっ、お疲れ様です!……次回の件ですか?」
「そうそう、ちょっと相談なんだけどさ、『昭和物語』打ってみるのはどう? なんか、すごい勝ちやすいらしいじゃん」
「確かにオレもそれ聞いたことありますよ。でも新年1発目ですし、『牙狼』でドカンといき」
「プチッ(電話を切る音)」
ップーップーップー……

 日刊大衆をご覧の皆様、十一度目まして! 去年より、たったの3000円を元手にパチ&スロを打ち続けて巨万の富を築き上げようという企画をやらせてもらっておりますが……この企画、巨万の富どころかマイナス収支で年を越しまして。ん……? 年を越す? そうだ、年が変わったらリセットじゃん、今はプラスマイナスゼロじゃん!

 改めましてこんにちは、物事は都合よく解釈してなんぼ! アドリブ兄と申します。さて、編集Bさんが提案という名の“指令”を出してきた『昭和物語』というパチンコ台。この台は、電動ハンドルの自動打ち出しが当たり前の現在において、なんと自らの手を使って1玉1玉、バネで弾いて大当たりを狙うという、超レトロな手打ち式のパチンコ台なんです。発売が発表されて以降、パチンコ業界ではその「思い切りぶり」が話題となっておりました。

 実はこの台、手打ち式というスペックもさることながら、業界では“かなり甘い”と評判。パチンコをメインに打っている人から「勝ちやすい」と話を聞いたのはもちろん、お店の人からも「利益がぜんぜん取れない」なんて話も聞きました。そして、業界の人が参考にしている全国のホールデータをみてみても、この台の「勝ちやすさ」はちゃんと数値に表れているんですね。

 よし、手打ち式パチンコ『昭和物語』の勝ちやすさ……体感してやろうじゃない! 今回勝てばこの企画始まって以来のプラス収支に(2015年分はリセット済)。巨万の富への道はこの一歩から始まるのだよ!

001
『CRA-gon昭和物語』
002
これが手打ち式のハンドル!!
  1. 1
  2. 2