SMAPも清原もめった斬り!ビートたけし、痛快すぎる「猛毒発言集」の画像
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 歯に衣着せぬ物言いで世の事件や人物の本質を炙り出す我らが殿。その人間味あふれる言葉を聞け!

 70歳の大台を目の前に控え、なお衰え知らずの“天才”ビートたけし(69)。2月28日、『第25回東京スポーツ映画大賞』ならびに『第16回ビートたけしのエンターテインメント賞』授賞式が行われたが、「これらの賞は、審査委員長のたけしが独断とおふざけで受賞者を決定するユニークなもの。今年の作品賞は、自身の監督作品『龍三と七人の子分たち』に、主演男優賞は、この作品で主演の藤竜也に授与していました(笑)」(芸能記者)

 自作以外で高く評価したのは、是枝裕和監督の『海街diary』だったが、「たけしは、同作で姉妹を演じた、綾瀬はるか(30)、長澤まさみ(28)、広瀬すず(17)に、それぞれ主演女優賞、助演女優賞、新人賞を与えることで、美女たちを授賞式に呼び出すことに成功。セクシーな白いドレスで登場の綾瀬に目尻を下げ、胸元も露わな黒いパンツドレス姿の長澤に鼻の下を伸ばし、4人揃ってのコマネチポーズにご満悦の様子でしたね」(前同)

 また、昨年末から続発中のゲスな事件の主人公たちへの口撃も舌好調。2月24日、東京・松屋銀座で開催の『ビートたけしのアートが100点!アートたけし展』の内覧会に出席した際に、バイタリティの源について聞かれ、「清原から、ちょっともらってるから」と、2月3日に逮捕された、元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)をネタに取材陣を笑わせたのだ。「“(清原の薬物入手ルートといわれる)群馬のほうにも、もらいに行っているし”という発言も、たけしさんしかできませんよね(笑)」(お笑い関係者)

 また、男性国会議員として初の育児休暇取得を宣言しながら、妻の金子恵美衆院議員の出産直前、女性タレントと不倫密会していたことが発覚し、議員辞職をした宮崎謙介元衆院議員(35)については、『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で、「国会議員は多すぎるよ。全部クビにすればいいんだよ、こんなもの。金がもったいないじゃん」と一刀両断。返す刀で、「この人に入れた選挙民はペナルティで次のとき、1回休み。そうしなきゃ、選んだ議員がまた不祥事を起こしてだよ、金ばっかりかかってしょうがない」と、彼に票を投じた有権者にも猛毒を吹きかけた。

 一方で、たけしは、前出のエンターテインメント賞の「話題賞」に、政務活動費をめぐる報告書への虚偽記載事件で議員辞職した、元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)を選出。授賞式会場の大画面で、野々村被告を有名にした、“号泣会見”VTRを流す悪ノリで、「900万円、使い込んだんだろ。テレビでタレントで出ていたら、何億も稼いでいるよ。耳に手を当てるだけでいいんだもん。これだけで笑わせてくれたんだから無罪にしちゃえよ」と暴論を吐くや、さらに発言は過激化。“ジャニーズ批判”にまで及んだ。年明けに“解散危機”が話題になったSMAPをエンターテインメント賞の「特別話題賞」に選出するにあたり、「いろいろなことを考えたうえで、コメントは特にいたしません」としながらも、「だけどホントのこというと、草なぎ剛なんて、SMAPじゃなかったらドラマの主演を張れんの? って感じはある(笑)」と言い放ったのだ。

「有吉弘行やマツコ・デラックス、坂上忍など、毒舌タレントの活躍が目立つテレビ界ですが、彼らと比べても、たけしは別格。タブーに切り込む角度、深さは誰にもマネできない領域」(スポーツ紙記者)

 だが一方で、口撃された人々を救済する“効能”が隠されているのも、たけしの毒ガス口撃の特徴だ。

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