だが、本誌のさらなる取材で浮上してきたのは、引退どころか、堀北が事務所から独立を模索しているというものだった。前出の事務所関係者が声をひそめて、こう話す。「実は、事務所との関係がうまくいっていないと知った山本の母が、現状を心配して、独立を後押ししようとしているらしいんです」 山本の母親といえば、かつて歌手だった自身のキャリアを最大限に活かし、愛息を人気役者へと育て上げた“敏腕マネージャー”として知られている。「ステージママとして公私にわたって山本を過度に干渉してきたかと思えば、ときには、単身ニューヨークへミュージカル留学に行かせ、羽を伸ばさせるなど、メリハリの効いたマネジメントがモットー。おかげで山本は、ドラマ、映画に欠かせない俳優に成長しました」(前同)

 事務所の都合で、仕事漬けの日々を送ってきた堀北の目に、山本の自由奔放な働き方が羨ましく映っていても、おかしくはない。「一部では、山本と堀北をセットで、知り合いの大手芸能事務所に業務委託の話を持ちかけているなんて噂も出ています」(同)

 しかし、引く手あまたの堀北を、事務所が簡単に手を離すとも考えづらい。「ただ、堀北自身の腹は決まっていると思います。というのも、現在出演しているドラマ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)以降のスケジュールが、いまだに決まっていないようなんですよ」(同) 同ドラマの放送終了予定は、3月16日。となれば、独立の時はもう間近なのか。「今春に予定されていた事務所との契約更新もいまだにしていないようなので、独立するなら遅くても4月中には、結論が出るでしょうね」(同)

 若手人気女優の独立騒動といえば、記憶に新しいのは、昨年4月に発覚した能年玲奈(22)だろう。13年のNHK朝ドラ『あまちゃん』で、一躍スターダムにのし上がったものの、騒動以後は、メディアへの露出が激減している。堀北には、能年と同じ轍を踏むことなく、独立しても、我々視聴者を楽しませてほしいものだ。

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