一触即発率は50%程度だが、今も断絶状態が解消されていないのが『あまちゃんお家騒動』といわれる、有村架純(23)VS能年玲奈(22)だ。NHK朝ドラ『あまちゃん』では能年が大人気だったが、「その後、能年は戦略を間違えましたね。“あまちゃん”のイメージを払拭しようと、ファンキーな役などに挑戦。同じ理由で、あまちゃん共演者の有村との共演も拒否していたんです。ところが出演作はすべてコケたうえ、事務所独立問題や洗脳騒動などのスキャンダルが噴出。完全にイメージが失堕しました」(広告代理店関係者)

 一方の有村は、ドラマや映画に引っ張りだこ。そんな中、この春の改編で有村と能年の共演ドラマの話も持ち上がっていたのだ。「すると今度は、有村サイドが能年との共演を嫌がった。かつては能年が拒否したことをやり返したわけです。今、共演してもメリットはないですから」(前同)

 共演NGリストの中には、“なんで、この2人が!?”と思う対立もあった。一触即発率85%と高い数値を誇っていたのが、忽那汐里(くつなしおり・23)と相武紗季(30)だ。忽那はビートたけしと西島秀俊が共演した映画『女が眠る時』でヒロインを熱演。たけしも認める本格派女優だ。対する相武は最近、ドラマやCMに安定して出演。「この2人は少し前になりますが、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で共演しています」(ドラマ関係者)

 ご存じ、松嶋菜々子が注目されたドラマで、忽那と相武は脇役にすぎなかった。「スタッフもキャストも仲良くて、一致団結していたんです。ただ唯一、相武さんだけは不機嫌でした。どうやら彼女、自分が主役でないことがずっと面白くなかったみたいですね」(前同)

 むろん、誰もが見て見ぬフリですませていた。ところが、ところが……。「当時はまだ駆け出しの女優だった忽那さんが、相武さんの態度を見て、堂々と“なんなの、あいつ”と言い放ったんです。大女優の松嶋さんが言うならまだしも……(笑)。当然、相武さんは顔を真っ赤にして激怒。つかみかからんばかりの勢いでしたよ」(同)

 総大将の松嶋もビックリの、家臣たちのいざこざだ。「松嶋さんも“あの2人、大丈夫? 近づけないほうが……”と心配されていたんです。それを我々は松嶋さんの喧嘩禁止令と受け止め、忽那と相武は共演NGにしていますね」(同)

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