斉藤由貴(49)はCMでブレイクしたアイドルの一人。「明星食品の『青春という名のラーメン』なるカップ麺のCM(84年)は、セーラー服姿の彼女が“胸騒ぎください”“誘惑してもいいですか”とつぶやく内容で、少年たちの心を鷲掴みにしました」(昭和文化研究家のミゾロギ・ダイスケ氏) 他にも多くのCMに出演した彼女は現在も人気女優。NHKの大河ドラマ『真田丸』に出演中だ。

 斉藤からカセットテープ『AXIA』のCMを引き継いだのが浅香唯(46)。「絶頂期の88年にはカネボウのCMで水着姿を披露し、CM曲『C-Girl』も大ヒット。あの夏の主役は彼女でした」(同前) 現在もタレント活動中で、「昨年はデビュー30周年記念ライブや風間三姉妹復活イベントと、精力的に活動しました」(同)

 森高千里(47)は『ポカリスエット・イメージガールコンテスト』のグランプリ受賞者。86年のデビュー作のCMでは、コピーライターの糸井重里氏と共演した。「きれいすぎるママになった今は、CMキャラとして2度目の黄金時代を迎えています。美脚も健在で、ライブでは短いスカート姿をナマで拝めます」(同)

 ポカリスエットのCMには88年に宮沢りえ(43)が登場。坂道を転がり落ちるポカリの缶を追いかけた。「あれは『三井のリハウス』と並ぶ宮沢りえの初期の代表作です。彼女は最後の80年代アイドルでした」(前出の広告関係者) 演技派女優に成長した彼女は、今年になって離婚を発表。また、サントリー『伊右衛門』のシリーズCMに長く出演中だ。

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