――大変だったんですね。
すみれ:私生活でも、アジア人を見るとビックリされたり唾を吐きつけられたり差別みたいなことがあって。クラスでもアジア人は私一人で、先生からも「アジア人はメインの役になれない」と言われたりしました。
――とてもつらい環境で過ごして来られたんですね。
すみれ:私自身、みんなに日本のことを聞かれても、ちゃんと答えられなかったりして。そういうこともとても残念に感じたんです。だから、日本で生活しようと思って、5年前に日本に来て、今に至る感じです。
――よく考えていますね。ところで、以前、女性誌で「恋愛をするならば結婚を前提に」とお話をされていましたね?
すみれ:えっ!? そうでしたっけ(笑)? でも、恋愛って自分やパートナーが成長するためにあると思うので、その方と結婚しなかったとしても、そこで学んだことは結婚につながる大切な経験になるとはいつも思っています。
――なるほど。
すみれ:でもこれまで交際した男性でも、絶対結婚はしないだろうなと思った人もいましたし、24時間一緒にいたらおかしくなりそうだなって思った人もいましたよ(笑)。
――そうなんですね~(笑)。どんなタイプの男性にひかれますか?
すみれ:積極的な人よりもシャイな人。チャラい人やみんなに同じ様に優しくふるまう人はダメかな。やっぱり、女の子って、私だけは特別にされたいって誰しも思うじゃないですか。
――ということは、お父様みたいな人は?
すみれ:ダメですね~(笑)。パパはみんなに優しくしちゃうところがあって。イタリアンな感じですよね(笑)
――最近、お子さんが生まれましたし、今は違うと思いますよ~(笑)。
すみれ:そうであることを願っています(笑)。
――ちなみに結婚は何歳ぐらいで、とかは考えるのでしょうか?
すみれ:30歳までには結婚して、できたら子どもを産んでみたいですね。やっぱり、年を取ると産むのが難しくなると思うので若いうちに、と。元々、子どもが大好きなので、機会を逃したら後悔すると思うんですね。だから、もし結婚しなかったら養子をもらうというのもありかなと考えたりするくらいなんです。
――子どもを授かったら、子育てはやっぱりハワイでされるのでしょうか?
すみれ:それはまだ分からないですね。確かに、ハワイは子育てには素晴らしい環境だと思います。でも、子育てをするに至るまでには、もっと自分を磨く必要があると感じているんです。
――女子力のアップということですか?
すみれ:そうなんです! 私、結構面倒臭がり屋なところがあって、そこはちゃんとケアしていかなきゃって思っているんです。
――ほう、具体的には?
すみれ:洗濯物をきちんと畳めなかったり、リビングのテーブルの上が整理されていなかったり……。
――意外と雑な面があると?
すみれ:基本はA型なので、細かいところはちゃんとやるんですけどね。
――そうなんですね~。それでは、今後はどんな女優を目指されますか?
すみれ:日本とかアメリカとか関係なくいろんな作品に関わっていきたいです。そして、今は、現実的には白人以外でオスカーを受賞するのは難しいとも言われたりしますが、それを変えるキッカケを作れればと。自分でも夢は大きすぎると思うんですけどね(笑)。
凛とした雰囲気を漂わせながら爽やかな笑顔で話してくれたすみれさん。女優の道はまだ始まったばかりですが、国際的女優になる日は遠くない気がします!
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