ということで、今週も目いっぱいいきます。狙うのは、イギリスのGI「プリンスオブウェールズS」。5日間で8つのGIが開催されるロイヤルアスコットのメインレースで、パートナーはもちろん、エイシンヒカリです。「凱旋門賞」と同じ、フランスのシャンティイ競馬場で行われた前走、5月24日の「イスバーン賞」では、乗っている僕が驚くほど衝撃的な強さで10馬身差の圧勝。現地の評価もうなぎ上りで、堂々と胸を張ってレースに臨めそうです。

 そしてここを勝てば次に見えてくるのは、先行馬有利の「凱旋門賞」。届きそうで届かない。何度も分厚い壁に跳ね返されてきた日本馬の代表として、今度こそ、この手で世界を獲りにいきたいと思っています。香港、アメリカ、ヨーロッパ……海外で乗る機会を数多くいただいた今年の上半期も、海外レースはこれで一区切り。気になるエイシンヒカリの体調面も、フランスからイギリスは、ユーロトンネルを利用すればわずか6時間程度とのことなので、前日輸送で問題ナシ。あとは、ゲートが開くのを待つだけです。レースの模様は、当日、グリーンチャンネルで生放送されるそうなので、ぜひ、テレビの前で声援を送ってください。

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