――ご理解があるんですね。

熊田:本当に助けられています。

――そのおかげで、熊田さん史上最大のバストを見られるわけですから、我々も感謝の気持ちでいっぱいです。

熊田:胸は確かに大きいですね。ただ、撮影中も搾りながらでしたから……。

――そんなシーンも収録されている?

熊田:ないないない(笑)。そうじゃなくて、シーンによって、胸の張りや大きさに多少の差があるかもしれないなと、ふと思ったんです。

――それは注意深く見る必要がありますね。でも、全体的なスタイルは、“あの頃”のままですね。

熊田:1人目を産むときは16キロ、2人目は14キロ太っちゃったんですよ。産後、いろいろと手がかかることもあって10キロくらいはすぐに戻るんですけど、そこからの4~5キロっていうのが、なかなか落ちなくて。少しでも近づけようとはしたつもりです。

――子育てには体力もいるでしょうから、ダイエットも大変そうです。

熊田:10代とか20代前半の頃は、撮影の前日にご飯を我慢すれば、簡単に1~2キロ減っていましたけど、それに比べると、本当に落ちづらくなっていますしね。

――今回は、どのように?

熊田:無理のない“8時間ダイエット”をしました。11時のブランチで朝昼ごはんを一緒に食べたら、夜ご飯は19時までに終わらせるっていう。その8時間以内だったら、好きなものを何でも食べられるので、ストレスも少なくてオススメですよ。

――では、あの“クビレ”も完全再現されているんですね?

熊田:どうでしょうね。見て判断していただけたらと思っています。ただ、一つだけ、戻らなかったところがあるんですよ……。

――と言いますと?

熊田:おヘソです。妊娠中に最大限にお腹が大きくなったときに、ポコッと飛び出ちゃったんですよ。洋服の上からでも、“あそこがおヘソ”って分かるくらい(笑)。産後、半分くらいは引っ込んでくれたんですけど、完全に元通りにはなりませんでした。だから今、少し出ベソなんです。

――それが、そのまま?

熊田:前は縦ベソだったなぁと思って、引っ張ってみましたけど、やっぱり戻りませんでしたから、“このままいっちゃえ!”って。10代の頃から、いろんな段階の私を見てきてくれたファンの皆さんに、女性としての変化を楽しんでもらおうかなって開き直っています。

――母は強し! 30代でグラビアをやる人は増えていますけど、二児の母で、となると前例がありませんから、いろんな意味で画期的な作品になりましたね。

熊田:“実は、ルパン三世の峰不二子には、子どもが3人いた”みたいなイメージでやってみたんですけどね。今の私がグラビアをやっているということが、一つのメッセージになればいいなと思っています。

――将来、お子さんにも自慢できそうですね。

熊田:ボディコンにピンヒールはいて、赤ちゃんを抱っこしている海外のママとかに、ちょっと憧れるところもあるんですよ。なかなか日本では難しいんですけど、女性として輝いていたいっていう精神だけは忘れないようにしたいなと思っています。

――では、オファー次第で、また、グラビアもやっていただけると?

熊田:それはもちろんです。

――もう、これまでに一通りのバリエーションをこなしてこられたとは思うんですけど、何か、こういうグラビアをやってみたいという希望はありますか?

熊田:本当は、小倉優子ちゃんみたいな、かわいいお人形さんみたいなグラビアに憧れていたんですよ。でも、私はキャラ的にやっぱり網タイツとか、エナメル、レザーみたいな“攻め”のスタイルが求められているなと、20歳を過ぎたくらいのときに思ったので……。

――ゆうこりん、ならぬ“ようこりん”なグラビアをやってみたいと?

熊田:いえいえ、さすがに今からはできませんから、“この子!”と思う女の子を見つけて、私がメイクやスタイリングを考えて、グラビアをプロデュースできたら楽しいなと思いますね。

――もともと研究熱心でしたから、アイデアがいろいろと湧き上がってくるんじゃないですか?

熊田:そうですね、グラビアは大好きなので、もちろん私も現役のつもりですけど、ずっとなんらかの形で関わっていけたらいいなと思っています。まずは、4年ぶりのDVD『rebirth』をよろしくお願いします!

 美貌とスタイルはそのままに、ふんわりと優しいママフェロモンが加わった熊田さん。今後も、テレビでグラビアで、我々を楽しませてくれるに違いない!

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