一方、TBS時代に枡田とエースを争った田中みな実(29)は、10月3日からTOKYO MXのお昼の新情報番組『ひるキュン!』のメインMCに決定。「TBS時代からの『有吉ジャポン』『ジョブチューン』は、いつ局アナにポジションを奪われてもおかしくなく、他局で唯一のレギュラー『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(フジテレビ系)も、打ち切りは時間の問題。帯の司会でもギャラが1日5万円といわれるMXのメインMCは“都落ち”などといわれがちですが、自由闊達なムードのMXで結果を出せれば“反攻”のチャンスもあるので、ぜひ頑張ってほしいですね」(テレビ誌記者) 実際、都落ちだろうと何だろうと、仕事があるだけマシというのが、女子アナ界の偽らざる現状だ。

「本格的にグラビア活動を展開して話題となり、バラエティ番組に進出した元日テレの脊山麻理子(36)は、MXの朝の情報番組『モーニングCROSS』を4月に降ろされ、今や、その姿をテレビで見る機会が激減。この秋もどこからもお声がかからず、“一糸まとわぬ姿”になるしか手がなくなってきたように見えますね。それはそれで注目ですが」(織田氏)

 フジの不動のエースとして君臨した高島彩(37)も、安閑とはしていられない。「6月に第二子となる女児を出産し、7月26日に『ニッポンのぞき見太郎 夏の2時間スペシャル』で復帰。ですが視聴率は5%台で、同時間帯最低の成績でした。9月16日には羽鳥慎一と初コンビを組んでの『コレは知ってる!解説付きニュース国民ボーダーライン』でテレ朝デビューを果たしましたが、こちらも5%台と惨敗。好評ならレギュラー化を……とソロバンを弾いていた番組スタッフは、ガックリと肩を落としたそうです」(放送作家) 往時の輝きを知る我々としては、この現状はあまりに寂しい。

 かつてのスター格といえば、滝川クリステル(39)も微妙な状況だ。「決して本人が低く評価されているわけではないんですが、すっかり“東京五輪アンバサダー”のイメージがついてしまい、また、熱心な動物愛護活動家という側面が目立ってきているので、気楽にバラエティなどのオファーができないんです」(前出の編成担当者) 本人がどう思っているかは分からないが、知性派ゆえのジレンマもありそうだ。

 今年5月、番組中に体調を崩して以降、休養が続く小林麻耶(37)は、先行きがかなり不透明だ。「体調を崩した理由の一つに、がんとの闘病に入った妹の小林麻央さんを身を粉にしてサポートしてきた疲れもあると報じられ、好感度は急上昇しました」(テレビ誌記者)  だが、本人としては不安もあるようで、9月19日のブログに<働けるようになる日がくるのだろうか>と、心境を吐露している。「今はあまり心配しすぎず、ゆっくり休んでほしいですね。彼女の明るい笑顔がまた見られる日を、みんな待っていますよ」(前同)

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