そんな天海とは打って変わり、評判が冴えないのが松嶋菜々子(42)だ。「ちょっと面倒臭い人なんですよ。自分の物差しで物事を正していかないと気が済まない性格で、口うるさいですね。一方、夫の反町隆史は対照的で、思ったことをグッと我慢するタイプ。そんな夫にイラつき、松嶋が“もごもごしないで! ハッキリしなさいよ!”と怒鳴る場面を見たことがあるという人もいます。あれは完全に尻に敷かれていますね」(前同) 何かと周囲とぶつかる役を演じる、現在放送中の『営業部長 吉良奈津子』(フジ系)は、彼女の地かもしれない!?

 レギュラー番組多数、CM契約数も抜きん出ている国民的人気を誇るマツコ・デラックス(43)には、こんな生々しい素顔が……。「人の目もありますから普段は抑制しているんでしょうが、やはりイケメンディレクターに対するアピールがハンパない。“今、お風呂入ってるんだけど、うちに来ない?”というマジメールをもらったスタッフもいます。いくら人気者になっても、やはり人恋しいのではないでしょうか」(制作会社ディレクター) 誰にだって寂しい夜はあるのだ。

 レギュラー番組が絶えない坂上忍(49)は、毒舌キャラからは想像できない腰の低さだという。『バイキング』(フジ系)で共演経験がある松本氏が言う。「よく勉強しているし、どんな相手だろうと視聴者目線での意見交換は忘れません。CM中には、浮いている出演者にすかさず声をかけてくれる気遣い上手。子役養成所で子どもたちの面倒を見ているだけあります。まあ、飲酒して収録しているんでしょうけど(笑)」

 他にも、共演したギャルモデルのAさんは、「番組中は冷めた目で見てきたけど、カメラが止まるとめっちゃ優しいの! “ワンチャン”ありでしょ!」と大絶賛。ひとつだけ裏の顔があるとしたら、「言うほど潔癖じゃないってところでは。洗濯物の干し方は適当だし、家の回りやベランダは汚いですから(笑)」(前出の松本氏)というから、かわいいものだ。

 同じく『バイキング』レギュラーの森泉(33)を、同番組で共演した本誌記者が鼻息荒く絶賛する。「テレビのままの天真爛漫さで、僕にも気さくに挨拶してくれました。本番前にはアンガールズのような芸人とも、“猫背が直らないんだよね~”などと他愛もない話題で、和気あいあいと盛り上がっていました。愛らしい人だなあと、思わず興奮してしまいました」 本物のお嬢様は、庶民に優しいのだ。

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