導入されて半月ほどですが、新台コーナーの中でも客つきはトップクラス。なかなか空き台は見つからないものの、夕方のタイミングで運良く座れました。演出の予習はゼロですが、“初代慶次の良さ”にこだわっているらしいので、その点に注目してみます。

 打ち始めると2000円を使い切る前に、懐かしい初代『花の慶次』バージョンのキセル演出がビシューン! キセルはシリーズおなじみの激アツ演出ですが、他の予告があまりに弱すぎ。期待して良いのか悪いのかソワソワしていたら、これがすんなりと大当たり。そのまま50%の壁も突破して、確変の「戦モード」に突入です。

 実戦前にわしが一番懸念していたのは、「約137分の1」という確変中の大当たり確率です。甘デジの通常大当たり確率よりも当たりにくい確率ですから、ダラダラ間延び感があるんじゃないかと思っていましたが、サクサクと爽快に当たり続け、あっという間に10連まで伸びました。

花の慶次X~雲のかなたに~10連出玉

 実戦はちょいラッキーな展開でしたが、初代を意識した演出が散りばめられていたのは、台として高評価です。確変中、プレミアム演出が大幅に出現しやすくなったのもイイ! 特に注目して欲しいのは効果音。以前の『慶次』をよく打っていた人にはたまらない熱さがよみがえるはずです。スペック面のポイントとしては、今回は確変転落後でも100回転の時短があるので、計算上はここで4回に1回は大当たりを引き戻せます。逆に初代ではにっくき存在だった“小当たり”や“パカパカ潜伏大当たり”はありません。スペックは非常にわかりやすいので、安心して打てますのう。

 演出とスペック、いずれも歴代『慶次』シリーズの中ではベストバランスといえるかも。今回の『慶次X』は短時間の勝負でも勝てるチャンスは十分にありますが、キッチリ勝ちたいならホールのイチオシ日などが最大の狙い目です。有名でメジャーな機種ほど「分かりやすい日に客へ還元する」傾向が高いからです。どこからもボーナスがもらえないパチプロたちも、今回の『慶次』をかなりアテにしています(笑)。

 これからのミドル戦線が楽しみになってきましたのう!

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