――そんな陽月さんと共演できると聞いたときは?

舞羽 すっごくうれしかったです。以前、お会いしたことがあって面識があったぶん、余計な緊張感もなく、演じやすかったです。宝塚時代は、いつもだいたい同じメンバーでのお芝居なので、お互いの性格も把握したうえで演じられるんですが、ドラマだと初対面の方ばかり。いまだに緊張はしますね。特に、初めて男性と共演したときは、不思議な感じでした(笑)。

――現在はドラマ、映画、舞台と大活躍の舞羽さんですが、結婚願望はありますか?

舞羽 父が“誰かいないのか?”って言い出しました(笑)。でも今はお仕事がすごく楽しいんです。お芝居で恋愛をしてキュンとなったりするので、それで充実している部分もあります。

――それで満足なんだ(笑)。

舞羽 それと、姉が結婚していて甥っ子と姪っ子たちがいるんですけど、すごく慕ってくれるんですよ。だから、“この子たちがいればいいかな”って思っちゃう部分もあったりするんです。とは言え、正直、焦っている部分もあります。出会いもタイミングだと自分に言い聞かせています(笑)。

――ちなみに、タイプの男性とは?

舞羽 家族を大切にしてくれる人がいいですね。母が病気のときに、姉の旦那さんがずっと介護してくれて、すごく感謝したんです。血がつながってはいないですけど、そこまでやってくれた愛情に感動して。結婚するんだったら、そういう人がいいなと思っています。あとは食事の趣味が合う人。

――それ、結構大事ですね。

舞羽 以前、一緒に食事に行ったら、私が食べたいものが全部ダメという方がいたんです(笑)。

――食べたい物が食べられない……(笑)。

舞羽 そうなんです! 私、食べることがすごく好きで、一日の終りに一緒に食べるんだったら、やっぱり楽しく食べたいですよね。

――最後に今後、演じてみたい役はありますか?

舞羽 殺人鬼。あるいは殺される役(笑)。

――また、どうして?

舞羽 これまでは等身大の役が多かったので、一度思いっ切り変われたらなって。それと、笑顔でいることがすごく多かったので一度、笑顔を封印したいなっていうのもあります。とても難しいお芝居だとは思いますが、どんなに監督に怒鳴られても、食らいついて最後まで演じ遂げたいですね。

 元宝塚の娘役らしく、とても華やかな笑顔が印象的だった舞羽さん。出演中のドラマも、見逃せません!

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