抜群のスタイルの持ち主は、かえって、それがマイナスになるというのだ。一方、水卜アナは、バラエティ番組でも事あるごとに共演者から「また太った?」などとツッコまれてしまうキャラ。「太っていることに対して、彼女は堂々とネタにして笑いに変えることができるので、体型を気にする女性はホッと安心できるんです」(前同)

 むろん、あのぽっちゃり体型は男性からも人気だ。言われてみれば、こうした魅力も女子アナに必要なリアリティだ。実はコレ、高島彩にも当てはまる。「アヤパンにもリアリティがありましたね。美人だけど、大酒飲みとしても有名で、オヤジギャル的な要素がありました」(前出の民放局ディレクター)

 ミトちゃんの場合、酒よりも食いっぷりがスゴい。「水卜アナの食レポは天才の域に達していますね。豪快かつ心底美味しそうに食べて、コメントも秀逸です。それもそのはず、食レポではカメラに映るときだけ食べる人も多いが、彼女は全部、平らげてしまう。食いしん坊であり、そもそも出された料理を残さない常識人なんです」(前同)

 このように誰からも愛されて当然のキャラクターなのだ。しかし、大人気の裏には意外と知られていない素顔があるという。「天然でおっとりしている雰囲気ですが、実は女子アナの中でも苦労人なんですよ。就活では、採用試験にことごとく落ち、内定は日テレ1社だけでした」(前出の女子アナウォッチャー)

 その後も懸命の努力を続けてきたという彼女。「箱根駅伝の際は選手の資料を徹底的に読み込み、自分の出演した映像は全部録画して、何度も見直して勉強しているそうです。実際、水卜アナは今やアナウンス能力も天下一品。勉強の賜物か、芸人のアドリブにも完璧に対応できるので、共演者からのウケも抜群です」(民放ディレクター)

 もはや人気、実力とも他の追随を許さぬほどの“力”をつけた水卜アナ。アヤパンに続いてV5で殿堂入りも時間の問題だ。

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