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 あなたのハートにパワーボム! プ女子グラドルの白川未奈です。2017年も毎年恒例のプロレス初詣に行ってきました。そう、1月4日に行われた新日本プロレスの“イッテンヨン”こと「WRESTLE KINGDOM」東京ドーム大会です!

 新日本プロレスの管理するすべてのベルトのタイトルマッチが行われるこの大会。メインイベントは、昨年夏のG1クライマックスで史上初の外国人覇者となったケニー・オメガ選手と、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ選手による頂上対決が行われ、カウント2.99連発の激戦の末、オカダ選手がレインメーカーで見事ベルトを守り切りました。新日本プロレスの発表によると、この日の来場者数は昨年を上回る2万6192人とのこと。46分45秒という、ここ最近の新日本プロレスでは見られなかった、長~い死闘は4日深夜の『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日系)でも放送されていたので、きっとこの何十倍もの人が二人のプロレスに感動したはずです。

 ハラハラしたり、ドキドキしたり、怒ったり、笑ったり、興奮したり、今年もいろんな感情を与えてくれたイッテンヨンでしたが、私は第7試合に行われたIWGPジュニアヘビー級選手権試合『KUSHIDA vs 髙橋ヒロム』に大きく感動させられたんです!

 2013年から海外遠征していたヒロム選手は、昨年11月の大阪大会で「時限爆弾」として帰国。その場で、IWGPジュニアヘビーのベルトを持つKUSHIDA選手に宣誓布告しました。

 実は私、ヤングライオン時代のヒロム選手が、私の大好きな獣神サンダー・ライガー選手とタッグを組み、DDTプロレスリングに参戦した試合を見ていたんです。相手は「坂口征夫&彰人」。単なるスペシャルタッグマッチではなく、ライガー選手と坂口選手の因縁から組まれた試合だったので、DDTと新日本プロレスのバチバチの団体対抗戦で、後楽園ホールにはピリピリとしたムードが漂っていました。その中で、彰人選手から勝利をとった髙橋広夢選手(当時の名前は漢字表記)を観て、私は「ヤングライオンでもここまでできるんだ! プロレスにキャリアは関係ない! やっぱり心の熱さだ!」と興奮させられたんですが、イッテンヨンでのヒロム選手にも、あの日とは違う目のギラつきがあったんです!

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