パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第52回「アツくなれる機種」

 日中の気温が肌で感じるぐらいに暖かくなり、春の訪れを感じる今日この頃ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。毎日のようにパチスロ店にいるので気温とかほぼ無関係、松本バッチでございます。外の気温には疎くとも、レバーを叩く熱には敏感でありまして、最近なかなかアツくなれるヤツが出てきてくれました。

 その機種の名は『パチスロ エウレカセブンAO』。

エウレカセブンAO(Sammy)
パチスロ エウレカセブンAO
(Sammy)
(C)2012 BONES/Project EUREKA AO・MBS
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (C)Sammy

 ボーナスとARTで出玉を増やすタイプのパチスロなんですが、今日はその魅力を語らせていただきたいわけです。

 スペック等々、パチスロ1機種を隅から隅まで紹介しようとすれば、老夫婦のなれそめから話すほどの長さになってしまいがちなので、今日は一点集中、この台の何がアツいのかだけお届けさせていただこうと思います。

 この機種は、ARTの初期ゲーム数や上乗せゲーム数を決める「QAC(クォーツアクティベートチャンス)」というシステムが、とにかくアツい。基本的にこの台では、ART中のゲーム数上乗せはこのQAC経由で起こります。さらにART突入時の初期ゲーム数を決める際にも、必ずQACを経由します。では、いったい何がアツいのか。

 まずQACに突入すると、4つの数字が現れるわけです。

【1】奥にリプレイ対応の数字
【2】左に弱レア小役(弱チェリー、弱スイカ)対応の数字
【3】右に強レア小役(強チェリー、強スイカ、チャンス目、ボーナス)対応の数字
【4】手前にベルとクォーツリプレイ(押し順でそろう特殊なリプレイ)対応の数字

QAC
これがQAC中の画面。4種類の数字に注目。

 1、2、3のいずれかの小役を引いたとき、表示された数字分のゲーム数がもらえるシステムで、それぞれの数字の大きさは、小役の出現しやすさに応じて1<2<3となっています。では、4は何かといいますと、4対応のベルとクォーツリプレイを引いた場合は、そこに表示されていた数字が1と2と3に足されて、次のゲームへと持ち越される。つまり、4を引き続けて、1と2と3の数字を大きくしてからゲーム数をもらう……というのが目標となります。

 4を引く割合は約50%ほど。つまり約1/2の確率で上乗せゲーム数が大きくなっていくというシステムなのです。ここで大事なのが、4の場所に約3回に1回「x2」という数字が出るケースがあるということ。その際に、ベルかクォーツリプレイを引くことができれば、1、2、3の数字が2倍になるわけです。

 さらに、次のゲームでもこれがやれれば、その倍。そして、またその次もやれればその倍。おわかりでしょうか。ちょっとした確率の偏りで、液晶画面にとんでもなくドデカイ数字が現れうるということを!

  1. 1
  2. 2