――といいますと?
磯山 引き締めたいとは思いつつ、撮影がないとつい気が緩むんですよ。もともとぽっちゃりなので、少しくらい太ったってバレないんじゃないかと思って(笑)。
――アハハ!
磯山 上限を少し超えると、また呼び方が変わってくる紙一重の“ぽっちゃり”なので、少しでも太ると、やっぱりバレるんですよね。去年、そんな状態の時期があって、さすがに「これはダメ」と思ったので、最近は、雑誌の企画で教わった腹筋などを自宅でも少しやるようになりました。
――それで、理想的なボディを維持されていると。
磯山 できてるんですかね? そう思っていただけるうちは、グラビアも頑張りたいなと思っています。
――ちなみにバストは?
磯山 変わらず、Fですよ。張りとか柔らかさも、そんなには変わっていないと思います。問題はヒップですよね。その気が緩んだときに、ふと鏡を見たら、“体形を気にしなくなったオバちゃんみたいになってる!”って衝撃を受けたんですよ。
――いやいや、我々は、ありのままの磯山さやかでいてほしい。
磯山 甘やかさないでください(笑)。そうなりやすい体質なので、少しずつ気をつけていかないといけないなと。ついたものが落ちにくくなっていますからね。
――でも、ガリガリになられても寂しいですよ。
磯山 いや、死ぬほどダイエットを頑張っても、体質的に絶対にガリガリにはならないと思うので、そのご心配は無用です(笑)。
――ところで、最近のグラビア界をどうご覧になっていますか?
磯山 一時期よりは元気が出てきたんじゃないですか? 新しい子も出ているし、モデル出身の子も参入してきて、ちゃんとグラビアを守ってくれているのがうれしいですよ。一方で、私や曜ちゃんみたいな30代も変わらずみなさんが歓迎してくださって、住み分けができているような気がしますし。
――若手にはグラビア界の“レジェンド”と呼ばれていますね。
磯山 キャリアは長いとはいえまだ現役なので、ちょっと複雑ではありますけど(笑)。敬意を持っていただけるのでしたら、今までやってきてよかったなと素直に思いますね。
――「若い子には負けないぞ」という気持ちは?
磯山 ないですね。むしろ、母親のような気持ちです。
――「あら、元気な子が出てきたわね」と?
磯山 そうですね。