この勝利から中4日。コパノリッキーとのコンビで挙げた、かしわ記念の勝利も味わいのあるものでした。スタートで、まさか(?)の出遅れ。スタンドのどよめきが、はっきりと僕の耳にも届いていました。

――さすがに、慌てた? それが、そうでもなくて。スタート次第で、差す競馬も頭の中には入っていたので、あくまで想定内の競馬でした。この日が誕生日だったオーナー、Dr.コパさんを喜ばせようと頑張ったコパノリッキーに感謝です。

 3つ目、思い切った競馬をしようと臨んだNHKマイルCのジョーストリクトリは、速い時計での決着についていけず惨敗(12着)。僕のGWは、晴れ、晴れ、雨で終わりましたが、きっと競馬の神様が、今週のオークスに向けて“もっと頑張れ!”と檄を飛ばしているんだと思うことにします。

 オークスのパートナーは、桜花賞2着馬のリスグラシューです。馬の状態は文句なし。エンジンの掛かりが遅かった分、最後に差しきれなかった距離1600メートルの桜花賞と違い、今回の舞台は、距離2400メートルの東京競馬場。出走する全馬が初経験の距離だけに、一概に、有利不利を断言することはできませんが、僕たちにとって、マイナスではありません。

――今度こそ! ファンの方以上に、僕がワクワクしています。

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