――見たら“俺以外の男にこんな姿を見せるな”って嫉妬する可能性も……。

熊田 アハハ。それはないですよぉ~。主人と出会った頃から私はグラビアのお仕事をしていましたから。そんな感じだったら(結婚したときに)辞めさせられていたと思いますよ。

――ところで、この作品では、学校の先生役が特に良かったです。

熊田 学校スタジオで撮影したんですよ。教室内で女教師っぽい格好や、白衣姿で実験したりしています。

――学生時代を思い出したりしましたか?

熊田 思い出しましたね。そろばんとかランドセルとかも残っていたので。

――今回は教師役ですが、セーラー服姿の女子高生役の熊田さんを見たいファンも絶対にいるはず。

熊田 どうですかね(笑)。

――本誌の読者なら見たいはずです。さて、昨年から本格的に芸能活動を再開されましたが、子育てのほうは、どんな感じですか?

熊田 めちゃくちゃ大変です(笑)。でも、(子どもは)すっごいかわいくて幸せ。料理とかも頑張っていますよ。それに以前に比べて、だいぶ私も余裕をもってお母さんしていますね。

――というと?

熊田 1人目を産んだときは、育児本を読み漁ったり、とにかく頭の中が育児のことでいっぱいいっぱいで。たとえば、うちは子どもを夜の8時までに寝かせると決めていたので、テレビの音とかも8時を過ぎるとすごく小さくしていましたね。“大人が、子どもが寝る環境を作ってあげましょう”って育児本に書いてあるからって主人に言って。

――そうなんですね。

熊田 主人がサッカー中継を見ているときは“サッカーなんて音声がなくても、試合は分かるでしょ”と言って音を消してもらって。バラエティ番組も“テロップが出るから、分かるでしょ”みたいに(笑)。

――徹底していますね。

熊田 当時は育児ノイローゼになる一歩手前でした。主人の理解があって、今こうやって仕事をやらせてもらって、(家の外で)気分転換させてもらっています。主人も私の仕事復帰を喜んでくれていると思います。

――いいご主人ですね。夫婦仲、良さそうですね。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4